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「おい、大丈夫か?!どうしたんだ、急に二人して蹲るからビックリしたぞ」
ぼーさんが心配そうに真砂子と麻衣に声をかけると二人は顔を見合わせる
「「………彩?」」
「彩?彩は今回居ないぞ」
「違う…彩を、彩を探してくださいまし!彼女は大変な事をしたかもしれませんわっ」
真砂子が泣きながら慌てたように言えばナルが眉を潜めとりあえずベースへ、と促した
会議室に戻ってきたメンバー
真砂子が麻衣に言えば頷く
「麻衣さんが見た夢の通りです。ここでは霊が共食いをしています…」
「それが彩とどういう関係が?」
ナルが真砂子に聞けば真砂子は麻衣に顔を向け
「麻衣さんも見ましたわね?」
「うん…一瞬だったけど」
頷いた麻衣に真砂子は俯く
「坂内さんは、吸収されそうになりましたわ…けど急に離れて黒い鬼火が一度光ったと思ったら少し移動して消えたんですの…」
「その移動した先に一瞬だけ彩の姿が見えたの…ねぇ彩は?彩に連絡してみた?」
「…綾子と俺が連絡してみたけど電源が切られてる。なぁナルちゃんや、彩は他の依頼があるって言ってたよな?」
「あぁ、そう聞いている。」
ナルが頷くと綾子がため息を吐き二人を宥めるように背中を撫でる
「彩ならきっと大丈夫よ。見間違いかもしれないじゃない。それにしても祓われた霊は除霊されたんじゃなくて逃げて食べたり食べられたり…」
「食べた方はより強くなる…」
「…除霊は少し待った方がいいかもしれないな今度逃げられたらどうなるか…彩の事も僕から連絡を取ってみる。」
深刻な顔をする綾子やジョンにより部屋の空気が重くなりナルの言葉に全員が頷くと開かれたドアから安原が顔を出した
「あの、いいですか?」