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銀に麻衣の所に行ってもらってる中、彩は人形を殆どを作り終えた為学校を見回っていた
坂内も散歩をしてくると別れていた
『(数が減った…進行が早すぎる。これは早く対処しないと…)』
険しい顔をし人形を終わらせようと準備室に戻ろうとした時背後から銀の叫び
《彩!》
それに驚くも咄嗟に駆け出し騒がしい方に向かう
その教室の外にはメンバーも揃っている
『(銀!何が…って坂内君!?)』
銀の元へと行けば中を見る
そこには比べ物にならないくらい大きくなった黒い犬とその近くにいる恐怖で立ち尽くしている坂内の姿。
『(ここまで…他の鬼火を食べたってこと…?坂内君逃げて!)』
坂内の方に叫びながら言えば黒い犬は一度坂内の方を見てニヤリとし目の前から姿が消えていく
坂内は彩の言葉に反応し彩の元に行こうとするも何かに手を引かれたようにつんのめる
『(っ、ダメ!)』
他には見えないだろうが彩は黒い鬼火が坂内の事を取り込もうとするのが分かり倒れる真砂子や麻衣をよそに中に駆け出すと伸ばされる坂内の手を取り思いっきり引き離し自分の背後にやる
『(…っ仕方ない!)』
《坂内君!…彩、ダメ!》
銀が引き離した際に転んだ坂内の元に行くも何かを感じ顔を上げ彩に叫ぶ
『(この花岡彩が引き受ける…我の体内に入り浄化すればいい)』
彩が両手を広げ黒い犬である鬼火にそう言えば一度光に満ち吸い寄せられるように彩の中に入っていく
『(っ、)』
突如として全身から力が抜ける感覚に崩れそうになるも歯を食い縛り耐え心配そうに駆け寄ってくる銀にぎこちなく笑うとそのまま坂内を連れて教室を出た