Files6
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その翌日のまだ空が真っ暗な時間帯、坂内が彩を揺する
「彩、起きて!」
『…ん?どうしたの坂内君』
《ん~?》
「ぼや!」
坂内の言葉にガバリと起きた彩は場所は!と準備室を出る
「ほ、放送室!」
『(行くよ銀!十二日周期の事忘れてた!)』
走り出した彩に銀と坂内もついていき放送室へと向かう
まだナル達は気付いてないのか誰も居らず中の様子はドアの隙間から煙が出ていることで火がついてると分かる
ゆっくり開けると案の定火の海。彩は口元を腕で覆う
《うわっ…》
『(壁が焦げる程度じゃなかったの!?これじゃあ火事よ!)』
彩が懐から符を取りだし中に投げれば次第に火の勢いが弱まりはじめる。
「凄い…今のは?」
『(五行相尅よ。)』
「…あぁ。」
『(さすが坂内君…昨日綾子が除霊したときすり抜けていったのはここだったのね…しかも聞いてたより火がかなり強い…強くなってるわね…)』
納得したのか坂内が頷けば彩は説明いらない彼の知識の深さに思わず呟いた
すると背後からバタバタと走る音が聞こえ振り返るとぼーさん達が慌ててくるのが分かる
それぞれ消火器を持っていて彩達は急いで外に出れば脇に寄る
消化活動をしているメンバーを見てれば火はすぐに消える
「他に鬼火がいたという場所は?」
「え?えと印刷室とLL教室と保健室のが大きかったかも…でも」
ナルが聞けば麻衣は驚いたようにするも上げていく
『(印刷室、LL教室、保健室ね…)』
頭にインプットしながら話を聞いてればぼーさんがカメラについてナルに言えば保険をかけてあると返し、麻衣が固まり一騒動になるのを彩は微笑ましく見ていた