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『銀、ナル達の様子を見といてもらえる?私は人形作りに専念する。呼んでくれればすぐに行くから…今は集中しなきゃいけないから穏形してね』
《分かった。無理しないでねー!》
あの後一度必要な物を買い出しに行った後、職員室に忍び込み誰も居ないのを確認してから坂内と共に各学年、クラス毎の名簿をコピーした
彩が銀に言えば頷きパッと消え気配が遠ざかるのが分かる
そして坂内に顔を向ける
『坂内君はどうする?』
「僕も少し学校の中見てくるよ。」
『分かった。けどいい?あまり鬼火には近付かないで。坂内君も取り込まれる可能性があるから…私は三階の屋上にいちばん近い使われてない準備室にいるから何かあれば呼んで』
「分かった。多分すぐ戻るとは思うから」
頷いた坂内と別れ彩は一度屋上へと戻り全ての荷物を持てば準備室に向かった。
『さて、と…どのくらいかかるかな…』
床を軽く掃除すれば荷物を置き地べたに座り呟くと筆ペンを使い人形用の板を目の前に置く
何枚もの名簿に手を伸ばし道は遠い、と最後に呟くと作業に取りかかった
《彩~!どう…って凄いね》
銀と坂内が帰ってきたのはもう夜中になる時間帯
彩は銀の声が聞こえると集中するのを止め振り返る
『おかえりー。まだまだかかるけどね…ナル達は?』
《寝たよ。途中リンと綾子が来たよ!真砂子嬢とジョンは明日の朝に来るってさ》
彩は出来た板を丁寧に重ね中にあった段ボールを拝借し入れていく
それを坂内は興味深そうに見ている
『そっか。そろそろ私達も休もう』
場所を開け壁に寄りかかるようにして言うと銀も坂内も頷いた
彩は携帯を取りだしナルにメールを送れば眠りについた