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集団食中毒は嘘で酷い臭いで倒れる人が続出したこと。更衣室のボヤが十二日周期で起こってる事を話した安原は最後に、と告げる
「これは今日初めて起こったんですけど、笛の音が聞こえました。全校生徒が聞いてると思います。和楽器のような音でした。場所は分かりません」
「笛?」
安原の言葉にナルが訝しげに眉を潜め一瞬考えるように黙り混む
《笛?》
にやにやと銀が彩を見ながら言えば当の本人は思わず頭を抱える
「(え、なに?あの笛の音彩さんなの?)」
『(彩でいいよ。そ、笛の犯人私だから…まさか全校生徒に聞かれるとは…外で吹いたのがいけなかったか)』
「(へぇ…まぁ綺麗な音だったし、いいんじゃない?)」
坂内の言葉にありがとう、と呟けばナルは教室を見せて貰えるか安原に言えばそこに向かうことに
「開けますよ」
安原が扉を開ければツンとした臭いが外に居ても分かる
彩は眉を潜め教室の中を見渡すと目を見開く。そこには黒い鬼火と白の小さな鬼火
銀や坂内は臭いで思わず後ろに下がった
『………………』
ナル達が入っていき麻衣やぼーさんが入ったのを確認すれば騒いでる中に対し彩はそのままの表情で思いっきり扉を閉めた
「きゃあ!」
「な、なんだ!?」
《あ、彩!?》
『(行こう)』
より中が騒がしくなるも彩は銀と同じ驚いてる坂内の手を取り歩きはじめる
そのまま足早に屋上に向かい扉を閉めると坂内の手を離し大きく息を吐く
《彩?》
『銀、これは厄介よ…最悪な事が起こるかもしれない』
《え?》
『呼び出された霊が取り込まれたのをあの教室で見た…霊が取り込み合って強くなる……何かに様相してない?』
《取り込まれて強く…もしかして…蟲毒…》