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次の日、難なく学校に忍び込んだ彩は職員室に行く。
そこで校長をはじめとする一部の教師の性格の悪さが伺えそっと溜め息を吐くと周りを見てから勝手に鍵庫を開け1つの鍵を手に取る。
バレぬよう変わりの鍵をかければ職員室を出ていく
『(あんな教師もいるんだねぇ…)』
《てか、彩さん普通に鍵持ってきたね》
『(解決する報酬ってことで…にしても学校全体から黒い靄が出てたからまた学校自体かなって思ったけど生徒一人一人からも出てる…そしてなにより霊が多い…透明な霊が)』
鍵をポケットに入れ小さく笑えば階段を上がっていく。
すれ違う生徒達を見れば目を細め呟けば一番上までつき鍵を使えば屋上に出た
《透明な霊…ってことはこっくりさんか何かで呼び出されたのかな…なんかそれにしても多すぎない?》
『(殆どの生徒がやったんでしょ…何が目的かは知らないけど…)』
扉に鍵をかけ万が一の為に死角になる場所に鞄を置き溜め息を吐く
《調べてる内に分かるでしょ…それにしても本当便利な符だね…めっちゃ気合い入れて書いてたよね…鞄にも入れて見えなくするし》
『(今回の符は本当に力を込めたからね…見えないし感じないよ。ま、破けたりしたら終わりだけど…ちゃんと何枚か書いてきたし…バレたら不法侵入で警察行きだね)』
得意気に笑う彩に苦笑を浮かべた銀はフェンスの方まで歩いていく
《笑い事じゃないからね?…それにしてもなんかところ狭しといるねぇ…実体がないのが多いかな…あ、けど強そうなのも結構居るー。彩、今日の予定は?》
『とりあえず…メールに書かれてた所の確認と学校の見回りかな。先に事務室に行って小さな校内パンフレットかなんかないか探してみるよ』
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