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真砂子と別れてしばらくすると悲鳴が聞こえた
『な!?』
うたた寝をしていた彩は驚き立ち上がれば急いでそこに向かう
もちろん、誰にも気づかれないように死角となる場所に隠れる
「ちょっと開けてよ!」
「仕方ねぇな…どいてろ綾子!」
『(なんだ…大丈夫か…)』
よかった、と息を吐くと再び戻ろうとすると…
「ねぇ!誰かいるの?」
明らかにこちらを指している声に彩は驚き足早に廊下を進む
「なに言ってんだ嬢ちゃん?」
「だって今、黒い服が見えた」
そんな言葉を後ろに聞きながら結界の中に滑り込む
その直後、バタバタと走る声が聞こえ姿を現す。
彩の姿は見えないから問題はない
「居ないぜ?やっぱり見間違いだったんじゃね?」
茶髪の男性が言うと谷山さんはえぇ~とうなだれている
私の存在に気づいている真砂子は口元を隠してしっかりして下さいまし、と毒ついてる
『(真砂子カッコイイ…ん?)』
皆が騒ぎ帰っていく中、黒い人はこちらを見ている
あちらからだと壁にしか見えないはず…
少し身構えるも彼の後ろから谷山さんの呼ぶ声がして行ってしまった