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『ナル…?』
すぐに離れた口付けに彩が不安そうに見ればナルは自嘲気味に笑う
「僕は今まで誰かに好意を持つことがなかった。誰かを好きだと思うことも必要だとは思ってなかった。けど…どうやら僕は…彩が好きらしい」
『…っ』
「今分かった。彩がふとした時に悲しそうな顔をしたり怪我をしたりするのは嫌だった…だから側に居たくなる。逆に楽しそうに話したり笑顔を見れば心が落ち着いた」
『私可愛くもないし綺麗でもない。見たでしょ?私の血や力…両手は汚れてるんだよ?』
直接手を出した訳ではないが殺人未遂までやっている。
彩はナルの事を信じられないという感じで見れば自身の両手を握りしめる
その手をナルは包むように持たれ首を振る
「その血や力に僕らは救われてる。彩の学校でも前回の事件でも…そして今回も。この手でどれだけの人を救った?全然汚れてなんかいない」
『ナル…ありがとう…私もナルを、想っても、いい?』
僅かに目に涙を浮かべ彩は微笑めばナルは当たり前だ、と不敵そうに微笑み彩の髪を撫で顔を近付ければ彩もそっと目を閉じた