Files4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夜ご飯も終わり暇潰しに何故かはるかが置いていった折り紙を使って鶴を折っていた
《彩ー、ただいまー》
『おかえり銀。ずいぶん遅かったね』
鶴を折る毎にそれに息を吹きかけ首にかけるように長い紐についた小さな布の袋に入れる
《全て解決するまで見てたー…産砂が犯人。後で皆こっちにくるみたいだよ》
『知ってる…まさか私にも呪詛をかけてくるとは思わなかったけどね…あの忠告も聞かなかったってコト』
麻衣達から離れ産砂の元に行ったときの事を思い出した
『あなたに、お話があります』
「あら、えっと…黒蝶さんでしたね。私に何か?」
産砂が歩いてるのをひき止めれば微笑みながら首を傾げる
『もう、止めてくれませんか』
「あら?なにを?」
『人を呪わば穴二つ…必ず自分に返ってくる』
彩の言葉に一瞬表情を無くした産砂だがすぐにまた笑みを浮かべる
「…なんのこと?私には分からないわ」
『しらを切りますか…それは体力も気力も削り取る…早く止めないと大変なことになりますよ』
そのまま彩は産砂の前から消えたのだ
《けど彩が自分は陰陽師だって言ってればかけられることもなかったよね?》
『逆にもっと強いのくるかもよ?そしたら咄嗟に返しちゃうよね』
《…そうだね…》
にこりと笑いながら言う彩に銀は思わず産砂に同情した。