Files4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『フフ…冗談よ。お見舞いに来てくれたんでしょ?ありがとう。連絡もしなくてごめんね』
彩がひとしきり笑い、微笑みながら言うとそうだった、と鞄から一枚の色紙と小さなブーケを取り出し渡す
「これ、うちのクラスからでこっちのブーケは私達から」
彩が受け取り色紙を見ると自分を心配して早く良くなりますように、とか仕事無理しないでください、等が書かれている
他にも
黒蝶の英語また聞きたいです!
またクラスに遊びに来てください!
彼女にしてください!などの言葉が書いてあり思わず笑う
そしてブーケを見て何かに気づく
『これ、造花?』
「うん!私達、造花のアレンジが趣味でよくブーケとか作るの!可愛いでしょ?」
『凄く、可愛い…ありがとう二人とも…大事にするね』
顔を綻ばせ頷く彩に二人も嬉しそうに顔を見合わせる
『本当ならちゃんと挨拶したかったんだけどこんな形で居なくなってごめんなさいって伝えて?凄く色紙嬉しかった、とも』
「任せて!」
「退院はいつなの?」
『ん?明日の予定だよ』
彩が言えばそうなんだ、と少し落ち込んだようになったため首を傾げる
「なんだー黒蝶…彩ともっと仲良くなれるかなって思ってたんだ」
「寂しくなるね…」
二人がそう呟くと彩は苦笑を浮かべる
…