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『……………』
「彩がこの過去を話したのはどんな奴だ?」
『仲良くなった…同じような霊能者を名乗る人とか…同じ依頼を受けた人だったり…』
「言う人を間違えたな。どうせ霊能者っていっても偽物だろう。だから本当に力のある彩を怖がった」
ナルが口を開けばそれに彩はたどたどしくも返す
『…軽蔑、しないの?私、犯罪者として片足突っ込んでるようなものだよ…私は人や動物を…殺める寸前まで呪術で痛みつけたり…』
「それは彩の親がさせたことでお前は悪くない」
淡々と言うナルに思わず彩は脱力する。
すると、もともとベッドの端にいた彩はバランスを失い後ろに落ちそうになる
『う、わっ…』
っ、落ちる
このままではナルも道ずれになると思い手を離そうとするも逆に引かれ
「なにをしてるんだ…」
そのままの勢いでナルの胸にダイブした彩は冷や汗を流しながらもあははは、と笑い
『ごめん…なんか力が抜けちゃって…。ナルに軽蔑されると思ってたから』
「だから他のやつと一緒にするな」
『うん……さっきナルが来る前に夢を見ていたの』
そのままの格好で彩が話し始める
「夢?」
『うん…両親に追いかけられる夢。」
ナルは視た映像の中に泣きながら走る小さな彩を男女の大人が恐ろしい顔をして追いかけ、捕まえると彩を殴り実験に戻させる光景があった。
…