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『ナ…ル…なんでここに?大丈夫なの?』
「銀から彩が起きたと知らせてくれたんだ。僕の心配より自分の心配をしろ。危なかったんだぞ」
ナルが言うには過労、貧血、そして腕の傷からの感染症で熱が下がらずにいたらしい
彩は一度心を落ち着かせようと深呼吸をしナルの言葉に苦笑を浮かべながら肩付近に触れば包帯が巻いてある事が分かる
『…こんなの軽い方だよ。事件はどうなったの?』
「…明日、話をして終わりだ。」
ナルがそう言いそっかと彩が微笑めばナルが側までやって来てベッドの縁に座りそっと彩の髪に手を伸ばす
「彩、何故我慢するんだ…何をそんなに強がってるんだ」
『我慢?強がってる?私そんなんじゃないよ』
何を言ってるの、と小さく笑いナルを見ればそっと手を捕まれる
「そんな泣きそうな顔で笑うな…自分がこんなに震えてるのも分からないのか」
彩は言われて自分が震えてる事に気付き思わず手を振り払う
『す、少し寒いのかな…ナル、私は大丈夫だから病室に…」
「僕はそんなに頼りないか?」
『え?』
「彩は原さん以外の人には一線引いてる。前回も今回の事件でも肝心な事は話そうともしない。今だってはぐらかした」
『……………』
「原さんには話せても上司である僕には話せないのか?」
……