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その後、リンに助けられベースに行けば泥だらけ、しかも腕に巻かれた布が血に染まった彩を見て綾子が悲鳴を上げた
そんな綾子に苦笑を浮かべれば袋に入った人形を机の上に出せばぼーさんが驚きの声をあげる
「…すっげぇこれだけの数の人形をよくもまぁ…しっかしマンホールの中とは盲点だったな」
「麻衣、彩。」
ナルに声をかけられれば自分の名前がかかれた人形を渡される
「僕の人形と吉野先生のもあった。後は水に流すか焼き捨てればいい」
彩は人形を見れば目を細めそれを握りしめる
「ほら、彩も手当てするわよ」
綾子が手当てをしようとする
『ありがとうございます、でも私なら最後で大丈夫ですよ』
先程から頭がふらつき足が崩れそうになるもそんな素振りを見せぬように首を振ればイスに座ったナルの元に行き肩に触れるか触れないかの場所で手を止める
『リンさん、救急車呼んで。』
それだけ言えばリンは慌てて携帯で電話し始め彩はゆっくりナルを椅子から下ろし自分の膝に頭を乗せるように横にする
「ナ、ナル!?」
麻衣や真砂子が横になったナルの青い顔を見て目を見開き駆け寄ると
『貧血か何かだと思う。…ごめん、リンさん救急車二台にしてくれる?』
「彩?」
《彩!!》
真砂子が彩に駆け寄ると同時に瞼が重くなり銀の声を最後にそのまま意識を闇に落とした
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