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『ナル!麻衣!』
下に落ちた二人に駆け寄ると麻衣は意識を飛ばしナルはゆっくり起き上がる
「…彩?何故こんなところに…それに今のは…」
『私も同じ目にあったのよ。…銀が落ちる場所を移動してくれて、私は衝撃を抑えたの…ナル、力使ったね…痛い所は?』
自分のとは違う強い力を感じだことに呟けばナルの手を取る。顔色が悪いと言えば首を振る
『下から声かけてたんだけど気づかなかった?』
「まったく」
ナルの言葉にはぁ、と一度息を吐けば気を高め目を閉じる
そうすれば自分の気をナルに渡すイメージで送る
「何故姿を消していた?何故呪詛だとわかった」
しばらく続けていればふいにナルが言い彩は手を離す
『…言えない。言いたくない。けど呪詛だと分かったのは私が呪詛に敏感だから』
「最初からイライラしていた理由もそれか?」
『気付いてたんだ…』
「あんな作り笑いすぐに分かる。そしてぼーさんとの会話」
あぁ、ぼーさんに当たるように言っちゃった時か…
「僕にも言えない事なのか?」
ナルがそう言えば少し考え首を振った
『ごめん…私の先祖…一族に関することだから…話すにしても…もう少し待ってほしい』
ふいに悲しそうな顔をしながら言った彩にナルはこれ以上聞けなかった
…