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『いやー…まさか下りてる途中で引っ張られるとは思わなかったよね。おかげで符が破けちゃったよ』
《何を呑気に…大丈夫なのか?》
『大丈夫。銀が衝撃抑えてくれたし。腕が少し切れたくらい』
彩は苦笑を浮かべながら腕に出来た肩の近くから肘くらいまで出来た切り傷に布を巻きながら言う
《少しじゃない!変な感染症があったらっ!》
『今まで仕事してきた中では軽いでしょ。ありがとう銀、この高さじゃ銀が居なかったら大変な事になってたよ…』
彩は上を見上げ高い所にある出口を仰ぐ
彩と銀は人形を捜そうと意識を集中させた所マンホールがあることに気づき降りてみようとなったのだがその途中、上から女の子、下から男の子が現れ梯子にかかっていた手を取られ足を引っ張られたのだ
銀が咄嗟に衝撃を抑えてくれたものの下の瓦礫で腕を切ったのだ
『とにかき早くでなきゃね…っとその前に人形…』
彩が辺りを見渡した時
「麻衣!」
『え?』
突如上から声がし上を見ると麻衣がまさに今落ちそうになっている
『え?いきなり?ちょっと麻衣!何してるの?!』
彩が下から声をかけるも全く聞こえていないのか存在にも気付かない
すると麻衣の足に女の子の手が絡み付き落とそうとする
『ちょ、っ聞こえないの?!ッチ』
《彩!ナルがきたみたいだよ!》
『ナル!』
落ちそうになった麻衣の手を取ったのはナルで彩は安心したように息を吐く
しかしそれもつかの間、麻衣が足をかけた梯子が折れナル共々落ちてくる
『銀、位置ずらして!っ、結っ』
彩は咄嗟に銀を呼び自らも印を組んだ
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