一つ一つ重ねたカミは
「おいDJ」
「なんですか!」
「ビビってでかい声出すの面白、もっとやって」
「え……」
「穴開けられてえの?」
「そ、そんなこと言われても狙ってできるようなものでは」
「DJェ」
パンチさんが身を乗り出す。影が落ちる。私はがたがたと震える。
「お前は面白い男だよ……わかってるか? 特別に許してもらえてるってこと」
「わ、わ、わかってます、もちろん」
「わかったら逆らわない」
「そんな、逆らってなんか」
「返事は『はい』だろ?」
「は、はい……」
「声が小さい」
「はい!」
「ハハ、面白ェ」
「なんですか!」
「ビビってでかい声出すの面白、もっとやって」
「え……」
「穴開けられてえの?」
「そ、そんなこと言われても狙ってできるようなものでは」
「DJェ」
パンチさんが身を乗り出す。影が落ちる。私はがたがたと震える。
「お前は面白い男だよ……わかってるか? 特別に許してもらえてるってこと」
「わ、わ、わかってます、もちろん」
「わかったら逆らわない」
「そんな、逆らってなんか」
「返事は『はい』だろ?」
「は、はい……」
「声が小さい」
「はい!」
「ハハ、面白ェ」