葉っぱの裏

自創作で自分を殴るのやめられない

2019/07/11 06:30
ノニエル
 散々、備忘録でも書いたけれど、ノニエル、ノニエル……更新したノニエル……、本当にここに来るまで私はよく描いたものだと……例え接続がバラバラだったとしても良く描いたと思う……。我慢できなくて転移バージョンを書き出したけれどそっち担当の私も頑張ってほしい。

 いや、キス何回もしてる、って感じだけど、今回の以外で、彼が唇へしたのは一度だけなんですよね。診断のだけど、あとは、手とか、目じりとかにしてて、彼にとって唇へ、というのは衝動と情欲と愛おしさがまぜこぜになりながらも愛情で抑え込んでいる優しい感情なわけで……(語りだした)。
 彼女を好きになればなるほど、大切にしたいと思えば思うほど、ノニンという男は自分の中の激しい衝動と戦わなくてはいけないんですよね。彼の内側にある残虐性というか、兄に成り代わっていた影響で備えるほかなかった、女性へ対する、「身体を屈服させる」という衝動。心が手に入らないなら体、というのは違うのですが、いつも兄に取られていたというか、彼が好きになった女性は結局兄という権力を選んで行ったわけで、兄にとられちゃっていたわけで。
 いや、彼には酷く申し訳ないけれど「その程度の女だったのだ」と他人の私は言えてしまう。でも彼は本当にその人が好きだったから酷く傷ついてきたと思うんで、その、ごめんな…。
 だから不安になりすぎると彼は強くエデルガルドさんを求めてしまうのですが、それを一生懸命封じて、優しく、紳士的に、自分が大切に思う人だからこそ誠実で真摯にひたむきに彼女に接してきたわけです。何度も何度も強く、兄に彼女が奪われるような夢さえ見て、そのたびに彼女が望まなくても抱いてしまおうかなんて思ったときも何度もあったと思うのです。
 でもそれをせずに一生懸命彼女へ愛情を向けて、言葉を並べ、注いで、という彼の行動私が愛さなくて誰が愛するっていうのだ。

 私は彼のような「気持ちをないがしろにされてきた」子がそうならない世界が好きなんだ。「気持ちを殺して他人の幸せばかり見ている子」を輪に入れるのが好きなのだ。だからノニンさんは私の身勝手だけど、彼をああしたのは私だけど、幸せにするのも私なのだ。
 彼をどうしたら幸せにしてやれるか考えるのが私で、彼と向き合って彼の手をすくうのはエデルガルドさんなのだ、そう、そうなの。

 エデルガルドさんが最初の頃とか真ん中あたりのネタで「自分はそうしろって言われても女らしく振る舞う気もない」というのは「軍人としてのエデルガルド・レスライン」を貫くためだからです。
 それ以外の価値を捨てている…。だから、どちらも愛したいのだと言ってくれたノニンさんの言葉を少しずつ、少しずつ飲み込んで、捨てたはずの「軍人ではない女性としての自分」に届かせた。この人は、どちらの自分も愛する人だと、そう思えるようになっていった。
 料理を好むということも、好きな男性に喜んでほしくて何かをする、という行動も、彼が彼女に言葉の花束を手渡し続け、彼女もそれをないがしろにしなかったからこそ、そうできているわけで……。
 ああ、自分で言うのは本当に、ダメなことかもしれないんですが、本当に好きです。

 文字でもちょこちょこ書いてたりするので、もし読んでくださっている方がいたら、とおもって書くのですけど(勿論読んでなくても支障はないネタですが)、エデルガルドさんは優しい女性です。
自分がそう決めたから生き方に後悔はしないけれど、その道を選んで振る舞ってきたから故の自分の言葉選びをむぐぐとすることは多いです。彼女は彼女で、「少女の自分」あるいは「女性的な自分のなにか」を捨てられずにいるけど、捨てなくていいと言ってくれるのはノニンさんです。そのままが美しく素敵だというのはノニンさんです。
 ノニンさんは、私はそうは感じてなかったというか、言われてみれば確かにな、という言葉をいただいたことがあって、「素直な人」ってうのは、私は、なるほどなあという気持ちでありがたく抱きしめた…。
 個人的に彼は、恐怖心と戦いつつも本当に好きだからこそ正直に言葉を述べる、という人で、「素直」とおっしゃって頂けたのは、嗚呼という発見と喜びでしたね。彼女への言葉は確かに素直です。
そして彼女は、不器用だけど、優しい女性です。時々不器用さで彼を傷つけてしまったことを後悔してしまうけど、優しい人。

 「あなたが良い」という言葉が好きで、どのCPにも言わせてしまうだろう自覚はあるけど、でも、好きな言葉です。「あなたがいい」。「で」ではダメなんです。「が」だからいい。

 私は時々、自分の創作スタンスを「ひとりぼっちじゃない」というけど、CPに対してのスタンスをいうなら、「あなたのとなりがいい」だと思います。
 風が通り抜ける距離感で、密着をし過ぎることがない。べったりしないで、適度に、御互いを緩やかに、穏やかに愛し合う二人が好きです。多分そう。
 いや、CPに限って言うことではないかもしれないですね。コンビでも、なんでも、あなたのとなりがいい、が好きなんでしょうね。

 私の隣は貴方じゃなきゃダメ、ではなく、「私の隣に、あなたがいたら幸せだと思う」がいいんでしょう。「あなたのとなりがいい」「あなたのとなりにすわりたい」そういう穏やかさのあるものが愛おしいです。
 束縛でも、独占でもなく、でも、細やかなそういう感情はあってもがんじがらめではない、そういうのが好きなんだろうなあ。
男性同士でもそうですけど、手を繋いで笑っているだけでも私はにやにやできてしまうから、そうなんでしょう。

 絵で言うなら、額をあわせて微笑み合うような二人。指先だけ絡めて寄り添う二人、密着ではなく、手を取り合って微笑み合う二人が恐らく、一番愛おしく思うんだと自分を考察しだしてしまった……。

 そんな二人ばっかり私は書きます。多分永遠になおらない。
文字でも絵でも、そんな二人が一番好きだから、お口にあった、というなら本当に幸いです……。
追記
 案の定夜になっても感情に落ち着きが見られない。
 お前ら、やったな……………………………。ここから私、勢いのってわちゃつきがかけます(腕を振り回す

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