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【ソゾミケ】どうやったって、ほとんど好きだ

2021/11/16 05:47
ソゾ×ミケ(男男)SSS100個書けるかな期間
 笑い声、彼の笑い声は良く通る。昔からそう思って聞いていて、そこも好きだった。

「ミケ!!」

 ぱっと手をあげたソゾが歩み寄ってくる。挨拶の言葉は省略して同じように片手をあげて応えればますますソゾの笑顔が深まっていく。

「今暇してるか?」
「いや、たまたま時間が空いてるだけ。仕事だよ」
「ええーーなんだ、そっか」

 残念、と言いながらソゾがすっぽりと抱きしめてくる。

「ソゾ?」
「ミケの補充」
「なにそれ」
「ミケも俺に会いたかったろお?」

 額と髪と、キスをされている感覚が嬉しくて抱きしめかえすために回した腕に力がはいってしまう。

「まあ、会いたかったよ」
「だろーーー???俺も俺も」
「会えてうれしいよ」

 言葉で好意を表現すれば、彼の好きだった笑顔が、いっそう明るさを増して、肩の方へ消える。肩と首筋からソゾの体温を感じて、しあわせ、と頭に浮かぶ。ぎゅうと力を込めて抱きしめた背中は広い。その力よりもさらに強く抱きしめられて、また、しあわせ、と何度も言葉が浮かぶ。

「幸せ過ぎて怖いかも」
「ええ??怖いのか?」
「それは、まあ、……長い事こういうのはソゾと出来るわけないって勝手に思ってたから」
「あーー、なるほど」

 じゃあ怖くなくなるくらいいっぱいこうしてやるよ、と柔らかい声で囁かれて、くすりと漏れた自分の笑い声は酷く甘いような音を含んでいた。

× × × × × × ×
かいてると幸せになれるおじさん同士(おじいさんかな年齢的に

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