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【セルイダ】君の温もりを覚えてみたい
2019/10/03 03:52セルベル×イダ(男女)
ちょん、と触れた感触に驚いて手を引っ込める。
「あ、す、すいません」
隣に座ていた、セルベルさんがそういって、顔を赤くして左手で首の後ろを掻いた。
「うぅん…」
セルベルさんは、左利きだっただろうか、と思いながら彼が少し触れた場所に残った感触に顔が熱くなる。彼は一体、どうしたのか、と少し考えて、もう一度、無防備に手を置いてたら、彼と触れ合えるのかな、と考え、そろりと手を戻してしまう。
さり、と草をする音が聞こえて、視線を流したいのを我慢した。ドキドキしながらぎゅ、と拳を握ると、ちょん、と、彼の手の側面が私の手の横に触れた。酷く心臓が煩いな、と思いながら、好きな人が、触ってくれたそこがじわじわと熱い。
どうしたらいいのか、なんて思っていると、ぎゅう、と、彼の大きな手で拳を包まれる。
びっくりして、セルベルさんを見ると、俯いたセルベルさんの顔は真っ赤で、つられて、顔が熱くなる。
声をかけたら、セルベルさんは手を離してしまうのかな、と思うともう少しだけ黙っていてもいいのかな、と思う。
「あ、あのっ、」
「は、はい…」
セルベルさんから話しかけてくれたことに驚いて彼を見るけど、彼は、真っ赤なまま地面を見ている。
「手、を、繋いで、良いですか」
「……は、はい、」
こわごわと、握っていた手を開くと、セルベルさんがぎゅ、と手を繋ぐ。彼の手の暖かさと、男の人らしい大きさと、ふれあいに、どきどきとして瞬きを何度もしてしまう。
「い、いたくない、でしょうか」
「あ、えと、あったかい、です」
「そっ、そうですか」
痛くないか聞かれたのに、変なこと、言ってしまった、と反省しながら、まだ握られたままの彼の手の大きさを覚えておこうと、少しだけ力を込めた。
◆ ◆ ◆
イダちゃんってけっこう人を選ぶかんじの性格してる子、かな?と思うのですが、キャラクターは色んな子がいるから、どんな子だって人を選ぶ性格してるなと最近思っています。
もじもじ控えめ引っ込み思案な女子は可愛い\\\\٩( 'ω' )و ////
「あ、す、すいません」
隣に座ていた、セルベルさんがそういって、顔を赤くして左手で首の後ろを掻いた。
「うぅん…」
セルベルさんは、左利きだっただろうか、と思いながら彼が少し触れた場所に残った感触に顔が熱くなる。彼は一体、どうしたのか、と少し考えて、もう一度、無防備に手を置いてたら、彼と触れ合えるのかな、と考え、そろりと手を戻してしまう。
さり、と草をする音が聞こえて、視線を流したいのを我慢した。ドキドキしながらぎゅ、と拳を握ると、ちょん、と、彼の手の側面が私の手の横に触れた。酷く心臓が煩いな、と思いながら、好きな人が、触ってくれたそこがじわじわと熱い。
どうしたらいいのか、なんて思っていると、ぎゅう、と、彼の大きな手で拳を包まれる。
びっくりして、セルベルさんを見ると、俯いたセルベルさんの顔は真っ赤で、つられて、顔が熱くなる。
声をかけたら、セルベルさんは手を離してしまうのかな、と思うともう少しだけ黙っていてもいいのかな、と思う。
「あ、あのっ、」
「は、はい…」
セルベルさんから話しかけてくれたことに驚いて彼を見るけど、彼は、真っ赤なまま地面を見ている。
「手、を、繋いで、良いですか」
「……は、はい、」
こわごわと、握っていた手を開くと、セルベルさんがぎゅ、と手を繋ぐ。彼の手の暖かさと、男の人らしい大きさと、ふれあいに、どきどきとして瞬きを何度もしてしまう。
「い、いたくない、でしょうか」
「あ、えと、あったかい、です」
「そっ、そうですか」
痛くないか聞かれたのに、変なこと、言ってしまった、と反省しながら、まだ握られたままの彼の手の大きさを覚えておこうと、少しだけ力を込めた。
◆ ◆ ◆
イダちゃんってけっこう人を選ぶかんじの性格してる子、かな?と思うのですが、キャラクターは色んな子がいるから、どんな子だって人を選ぶ性格してるなと最近思っています。
もじもじ控えめ引っ込み思案な女子は可愛い\\\\٩( 'ω' )و ////