やっとここが来た、くらいの着地点を見た……。でも私は着地ポイントが多すぎて何度いってるんだと言われそうなんだけど、でもこう、都度、都度二人に於いての前進や歩み寄りを「着地」と言いたいので今後も何かあったら着地と言ってしまう。

今回は、今回、4枚しかノニエル更新出来てないんですけど、ど、でも、続きを描いた……。それで、それ、それで、あの、なに…なんていうか、私はもう、胸がいっぱい……。
自分で言うのかと思われるのを承知で言葉にしておきたいのですが、ノニン、という男性は、本当に女性運がないんです。なかったんです。彼の誠実さは踏みにじられ、利用され、あっさり愛情はきりすてられ、裏切られてきたわけで、そんな人が、エデルガルドさんという女性に好意を持って、おっかなびっくり、自分の中の女性へのトラウマと兄からの今日まで植え付けられてきた恐怖と一生懸命、押し殺して向き合って、それで一生懸命言葉を重ねて、何度裏切られたかしれない誠実さと真摯さをひたむきにむけて、やっと、やっと、彼女から、好きな女性から、言葉を貰った、誠実さを受け取ってもらえた、真摯に真摯な言葉で優しく返してもらえた、というのが、彼にとってどれほど嬉しかったのだろうか、と思うと自分の中の気持ちがぐちゃぐちゃになっています。
彼の設定をまあそうしたのは私だけど、彼の性格や性根を好みにしてしまい、設定が重すぎるのに、その世界観では幸せにしてやれる術がなく、彼と接点を持たぬようにしてきた私です。
それでも、きっかけはゲームだったけど、彼女となら必ず、と、彼女と幸せに笑い合って欲しい一心でせっせと小ネタを生産し続けてきて、それで、なんていうか、今回の言葉を貰えた、今回の行動を示して貰えた、というのは、彼にとってあまりにも、あまりにも……幸福で、嬉しくて……。なに……。

ただ、エデルガルドさんにとっても、彼からの真剣で誠実で、偽りのない言葉は、大切なポイントで、彼女においては、「彼女を彼女として見る」ことが大事でして、彼女を「女性」として見て、蔑むことをしないノニンさんの性格はぴたりというもので……、ああ、ああ、私は、私はこれで、文字の方も、そこへ向かって走って行けそうです。

ノニンさんの言葉は彼女の前で砕けないし、必ず届くし、彼女は、少しずつ、僅かながらでもその言葉が届いているから、だから、そうですね、文字の方でも、彼と彼女に、笑い合って欲しいです……。格納している彼女の義手ネタもそう、ですが、彼女があれほど動くのは、ノニンさんがそこまでの小ネタでずっと彼女に誠実に言葉を向けていたからなんですと私が自分で言うけどそうなんです。
彼が誠実に言葉を重ね続けて好意を示したから、エデルガルドさんは彼に自分の気持ちを向ける勇気を、言葉で示したわけです……。彼女は、自分の中の女性的なものを捨てることを選んだけど、捨てきれることが出来ない人でもあって、それを馬鹿にしない彼だからこそ、「抱きしめてみたかった」といったし、「手料理を振る舞いたい」ともいうのです。
彼なら自分の行動を受け止めてくれるんじゃないだろうかと怖がりながらも彼女も、やっと言うことができたんです。いっぱいしあわせになってほしい。
いや、だから描いてるんだけど。書いてるし。もっとなって…（強欲）


絵の方は、ゲームの延長戦の「箱庭時空」だけど、文字の方は、ノニンさんを彼女の世界へ引っ張ってきた転移ものなので、こう、頑張ろう……。

ああ、私、私は今、幸せです。彼が、あんなに嬉しそうだから、私は幸せです。