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文豪ストレイドッグス

寂しさは愛情で埋まる【芥敦】

※恋人設定です
※ふたなりです
※芥川は敦を溺愛してます
※漢字とか分かんないから
※R18
拙いと思います、それでもいいって人だけ見てください。


ーーーーーーー

「人生は地獄よりも地獄的である――か。そんなこと思ってるんですかね、僕と居ても・・・」
そう言ってしまってからでは遅かった。考えていることがつい、口から出てしまった。
目の前で僕と目が合ったのは、武装探偵社の調査員の一人、僕を探偵社に誘った人。太宰治。
「おやおや、しまったと云う顔をしたね?敦くん、何が其処まで君を悩ませているのだね?」
「え?いえ・・・私情のことなので」
「それでもだよ。敦くん、部下の悩みを軽くしてやる事も僕の役目だと思っているよ」
「えっと、じゃあ・・・少しだけ。あの!僕、付き合っている人がいるんです!!それで・・・偶然、外で見かけて、その時に「人生は地獄よりも地獄的である」って言っているのを聞いて!・・・もしかして僕と居る時もそんな事を考えてるのではと・・・」
一気にまくし立てて喉が痛い。
「へぇ・・・敦くん恋人が居たんだね。でも、その悩みは純粋だね。大丈夫、そんな事を思わなくとも君の恋人は君にベタ惚れだと思うよ。」
「そ、そうですか?」
「そうとも!!僕の恋人に比べれば可愛いもんだよ」
「あれ、太宰さんも恋人いたんですか?」
「いるよ。素直じゃない面倒な奴だよ」
太宰さんが恋人のことを云うのは珍しい。余程、その人のことが好きなんだ。
あ、何か、会いたくなってきた。芥川龍之介に。
「太宰さん、あの、僕もう上がらせてもらいます!」
「どうぞ」
探偵社の急いで出ると、何処にいるかも分からない芥川を探すため、走る。
「はぁ・・・はぁ・・・居ない、どこ?・・・裏は・・・苦手だけど・・・言ってる場合か!」
裏路地や普段、通らない道を走り回る。
芥川、芥川、芥川、芥川、どこ?居ない、早く、会いたいよ、芥川!!!
「って!!」
あぁ、何でこんなところに人が!?
「すいませんっ!」
バッと頭を下げて顔を上げる。
「あっ・・・っ・・・」
「・・・人虎。」
「っ・・・あ、芥川ぁーっ!!」
何か溢れてくる。最近、双方の仕事が一段落せず、何日も会えないのが続いていた。
「っ・・・人虎!離れろ!」
「嫌だっ!寂しかった!逢いたかったんだ!」
「・・・貴様をそんなにまで放置していたのか。僕の失態だ。抱き締めてやるから泣くな」
ギュッと包み込んでくれる腕が、黒外套が、優しくて、愛おしくて、また、涙が止まらなくなった。
僕はこのとき、顔を押し付けていたから知らなかった。近くに居た部下を解散させ、目撃してしまった通行人を一瞥するなど、人払いしてくれていたことを。
「落ち着いたか、人虎」
「う、うん・・・。芥川、今から家行ってもいい?」
涙で震える声は幼く、幼児のようなトーンが出た。
「構わない。だが、僕は本部に戻り報告をしなければならない。大人しく待っていろ」
芥川の家に残された、僕は芥川の部屋を見ていた。綺麗にされ、シンプルだ。
「んー、何か隠してるもの無いかな」
ベットの下、箪笥、クローゼットを見て、何も出てこなくて少し落胆。ベッドの枕を捲って、固まる。
「あ、あ、あ、芥川ぁぁぁぁっ!!」
数個のコンドームが枕の下に敷いてあった。
あ、あいつ!僕とえ、えっちする機会をずっと狙ってたな!?
「貴様、煩いぞ、下まで聞こえている」
「ぎゃぁぁぁ!芥川!!!!」
「何だ。枕なんか・・・貴様、コンドームを見たのだろう」
「そ、そうだよ!何これ!?その・・・芥川は僕とその、し、シたいの?」
「其処にある意味はそれしかないだろう。・・・何だ、貴様。僕が今迄、何も感じないとでも思っていたのか?」
「あ・・・っ、ごめん・・・」
「見つかってしまったらなら構わん。人虎、ヤルぞ」
え!?そんな、心の準備が!!
「あ、芥川・・・本当にするのか?」
「不満か?」
「ううん、分かった。する・・・」
思い切ってネクタイを解き、シャツのボタンを外し脱ぎ捨てる。スボンのベルトにかける手が震えて外せない。
「・・・慌てるな。焦るな。落ち着け。それは僕がやろう」
芥川が震える僕の手を握って、片手でベルトをいとも簡単に、外して床に落とした。
ズボンのチャックを下ろしたら下着ごと引っ張られ恥ずかしがる暇もなく裸にされた。
「ひ、ひぅっ・・・あっ、芥川・・・/////」
咄嗟に前に隠してしまう。
芥川は顔を手で覆い、俯いていた。顔を上げた、芥川は顔が赤かった。
「ゴホッゴホッ・・・目に毒とはこの事だな。・・・可愛いぞ、敦」
「なぁッ!?」
いきなり、名前は卑怯だ!!
「騒ぐな、敦。初めてのセックスだ。忘れられないくらい気持ちよくしてやる」
「りゅ、龍之介・・・/////」
芥川の手がそっと、肌に触れる。触れた箇所から熱が広がっていくみたいだ。
乳首に触れると、くるくると指で乳輪し始めた。さらには僕のペニスを弄りながら舌で乳首弄り出した。
「んッ・・・あっ・・・あくた、がわっ!・・・ヒュッ・・・あんっ」
「敦・・・そうじゃないだろ、僕の名前を呼べ」
「んっ・・・り、りゅうのすけ・・・!」
「そうだ。気持ちいいか?」
「んん・・・い、いいっから・・・喋んないでぇ・・・!」
初めてにしては僕の感度はよかった。
それに、芥川の愛撫が良すぎる。
前に、誰かとしたことがあるんだろうか。
「りゅうのすけっ・・・聞きたいことが・・・あるんだけどっ!」
「何だ」
「前にっ、外で見かけたんだ・・・んっ・・・人生は地獄よりも地獄的だ、って言ってた・・・はっ・・・あれ、何?僕といても・・・そうなの?」
「・・・聞いていたのか?・・・貴様といたら、そんなこと考えない。あれは僕の昔話だと思っておけ」
「う、うん・・・あ、ひぁあ!!な、なに!?」
「・・・貴様、やはり2個、穴を持っていたか。挿入するのは後ろにしてやる。前は物欲しそうにしているから指でしてやる」
「ふぇっ!?な、なんで!知ってたって!?」
「いや、知らなかった。教えられた。敦は子供を産めるかもしれないとな」
「ええ!?誰に!」
「中原中也」
え。知るはずないのに!・・・もしかして、僕と同じだから分るのかな?
「 考え事か?余裕だな。・・・挿入する。力を抜け」
芥川のそれが僕の秘部に当てられる。
・・・怖いっ!芥川っ・・・!必死にしがみついて耐える。
「敦。大丈夫だ、僕を見ろ。接吻(キス)をしてやる」
「ふぇ?・・・んんっ!」
芥川の口付けは気持ちいい。夢中でしていた。
「っ・・・敦。全部、入ったぞ。気づかないほど夢中だったな」
「んッ、変な感じ 」
「すぐに良くなる。動くぞ」
「え?・・・あぁっ!?やぁっ、いきなり、はげしっ・・・!」
芥川が腰を支えて打ち付ける音が響く。
何これ、何これ、耳が!
「あぁ、何かダメっ、もう出る!」
「一度イっておけ」
言われてから数秒たらずで果てた。
「休むな。僕はまだだ」
奥を貫かれてガクガク痙攣する。
もう、何も考えられないっ!
そして芥川の手は再度、女の子の穴に指を差し込んだ。
後ろも前もされたらたまらない!!
「り、龍之介っ!両方っ、いや!」
「何故だ。良いの間違いだろう。果てたいのなら果てればいい。僕ももう限界が近い。出すなら一緒に出せ」
「んあっ、ん、龍と出す、一緒に出す、あぁっ、ダメ出ちゃう!!」
「果てろ。僕も果てる」
「やぁっ、ん、龍っ、ぎゅって、して・・・」
「ああ」
「ん、ぁぁぁ〜〜〜っっ!!」
「ハァ・・・っ!!」
「はぁ、はぁ・・・龍之介・・・気持ちよかったよ・・・大好き・・・」
「ゴホッゴホッ・・・僕もだ」
疲れた・・・初めてであんな激しいなんて。
芥川も必死だったのかな?
そう思うと何か嬉しい。
「次は前に挿入する。コンドーム使用でな。・・・敦、今はまだしないが、そのうち僕はこっちにコンドーム無しで挿入したい 。」
「え、でも・・・」
「分かっている。一生に一度の選択だ。その時が来たら、敦。僕の子を産んでくれ」
「・・・嘘」
「真面目だ。敦、僕と家族になろう」
「うっ、うそだぁーっ・・・ひっく、うぅ・・・龍之介・・・莫迦・・・」
「莫迦?・・・敦、僕は」
「分かってるよ。・・・僕も龍之介と家族になりたい」


〜END〜
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