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「なんだ・・・!!」
今まで戦況を握っていた女の明らかに戸惑った声が聞こえ、途切れそうになる意識を繋ぎ止め、うっすらと目を開けたローの目に飛び込んできたものは、今まで生きてきた中で見たことがない・・・自然現象ではない、この世のものとは思えないほどの美しい光が、辺り一面に広がっていた。
神々しい。
『用があるのは私でしょう。彼から離れなさい』
美しく暖かい光と対象的に、きっぱりと言い放ったのは、紛れもなくなまえの声だった。
「なまえ・・・」
それは初めて見る、彼女の力だった。
「これが・・・・・伝説の・・・」
女はこの力を話は聞いて知ってはいたものの、実際に見たことはなかった。
身体的に痛みを与えるというよりは、自身の力を奪われるような、 そんな表現が合っている。
『私は貴女の命まで奪いたくはありません。・・・退きなさい』
なまえの言葉に、女は唇を噛んだ。
情けでもかけるつもりだというのか。命を落とす覚悟がない者に、この海を、世界を渡れるわけがない。
自分もその覚悟で、彼が率いる組織に入ったのだ。
世界をひっくり返すために。
《お前の活躍に期待している。必ずなまえを連れてこい》
《なまえを連れてきた者だけが、俺の望む世界を作り上げることが出来る》
『闇は虹には勝てない。あなたは私には勝てない。・・・決して』
「・・・!!」
その言葉を聞いたとき、女は全身の血が逆立つような、激しい怒りに襲われる。
本当はわかっていたのだ、本能的に身体が理解していた。
この力には、勝てないと。
「ふざけるな・・・!!」
ならば。
「お前だけでもこの力に取り込んでやる、トラファルガー・・・!!」
《お前たちが身につけた幻術は、相手をもっとも苦しめることが出来る最強で最凶の術だ。しかし、代償は自らの命・・その覚悟がある者だけが使えるものだ》
ここで命を落としたとしても。仕える主のためならば。
「地獄を見せる・・!!!」
比べ物にならないほどの黒い光が、さらにローを貫く。
「・・・!!!」
黒い光に包まれたローの目の前に立っていたのは、
彼が心から敬愛し、そして今でも決して記憶から消えることのない姿だった。
「そんな・・バカな・・・」
“久しぶりだなぁ、ロー!”
叶わぬ願いと知りながら、もう一度会えたらと心の底から願っていた。
あの日に戻れたらと、数えきれないほどに自分を責め続けた。
会いたいと願いながら、その姿を前にして戸惑っている自分がいる。
どんな顔をして会えばいいのだろう。
未来を失う決断をさせてしまった、貴方に。
「コラ、さん・・・」
その名を呼ぶと、コラソンはあの時と変わらず、子供のようにローに向かって、無邪気にピースをした。
今まで戦況を握っていた女の明らかに戸惑った声が聞こえ、途切れそうになる意識を繋ぎ止め、うっすらと目を開けたローの目に飛び込んできたものは、今まで生きてきた中で見たことがない・・・自然現象ではない、この世のものとは思えないほどの美しい光が、辺り一面に広がっていた。
神々しい。
『用があるのは私でしょう。彼から離れなさい』
美しく暖かい光と対象的に、きっぱりと言い放ったのは、紛れもなくなまえの声だった。
「なまえ・・・」
それは初めて見る、彼女の力だった。
「これが・・・・・伝説の・・・」
女はこの力を話は聞いて知ってはいたものの、実際に見たことはなかった。
身体的に痛みを与えるというよりは、自身の力を奪われるような、 そんな表現が合っている。
『私は貴女の命まで奪いたくはありません。・・・退きなさい』
なまえの言葉に、女は唇を噛んだ。
情けでもかけるつもりだというのか。命を落とす覚悟がない者に、この海を、世界を渡れるわけがない。
自分もその覚悟で、彼が率いる組織に入ったのだ。
世界をひっくり返すために。
《お前の活躍に期待している。必ずなまえを連れてこい》
《なまえを連れてきた者だけが、俺の望む世界を作り上げることが出来る》
『闇は虹には勝てない。あなたは私には勝てない。・・・決して』
「・・・!!」
その言葉を聞いたとき、女は全身の血が逆立つような、激しい怒りに襲われる。
本当はわかっていたのだ、本能的に身体が理解していた。
この力には、勝てないと。
「ふざけるな・・・!!」
ならば。
「お前だけでもこの力に取り込んでやる、トラファルガー・・・!!」
《お前たちが身につけた幻術は、相手をもっとも苦しめることが出来る最強で最凶の術だ。しかし、代償は自らの命・・その覚悟がある者だけが使えるものだ》
ここで命を落としたとしても。仕える主のためならば。
「地獄を見せる・・!!!」
比べ物にならないほどの黒い光が、さらにローを貫く。
「・・・!!!」
黒い光に包まれたローの目の前に立っていたのは、
彼が心から敬愛し、そして今でも決して記憶から消えることのない姿だった。
「そんな・・バカな・・・」
“久しぶりだなぁ、ロー!”
叶わぬ願いと知りながら、もう一度会えたらと心の底から願っていた。
あの日に戻れたらと、数えきれないほどに自分を責め続けた。
会いたいと願いながら、その姿を前にして戸惑っている自分がいる。
どんな顔をして会えばいいのだろう。
未来を失う決断をさせてしまった、貴方に。
「コラ、さん・・・」
その名を呼ぶと、コラソンはあの時と変わらず、子供のようにローに向かって、無邪気にピースをした。