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「ウソップの奴、まだ良くならないのか?」
ルフィたちが食べる食事とは別に、ウソップのために作ったスープを皿によそいながら、サンジがチョッパーに問いかける。
「うん・・・なんか薬の効きが思ったより良くなくて・・・」
倒れてから数日が経過していたが、ウソップはなかなか快方へと向かわなかった。
チョッパーも薬を変えたり、新しく調合したりといろいろ試しているのだが、効果が出てこない。
怪我こそ何回もしているものの、ウソップは今まで目立った病気をしたことがなかった。
不思議といえば不思議な状態に、チョッパーも困惑していた。
自分の治療が間違っているのかな、とどこか落ち込んでいるような、疲れの色を見せるチョッパーに、サンジはとにかく飯にしようと励ますように声をかけ、いつものごとく食事の用意が出来たことを大声で伝えた。
ルフィがすぐに飛んできて、それからみんなが集まりだすのがいつもの光景なのだが、今日は違った。
「チョッパーさん!!大変です!早く来てください!!」
「ナミ!しっかりして!」
聞こえてきたのは、ブルックがチョッパーを呼ぶ声と、ロビンの焦った声。
内容は、明らかにナミの身に何かがあったことを示していた。
真っ先にサンジがキッチンから飛び出し、その後を追って全員が声の方へ向かうと、真っ青になって倒れているナミの姿があった。
「ナミ!どうした!?」
チョッパーの呼びかけにも反応することなく、ぐったりしていて会話もままならない。
早く医務室へ、との指示にすかさずサンジがナミを抱き上げ、医務室へと運んだ。
日を空けずに、ふたりも倒れるなどほとんど経験がない。
ウソップの状態もあまり思わしくないとなると、なおさら心配は募る。
これは偶然なのだろうか。
現時点では原因不明の不穏な事態に、残された仲間は首を傾げた。
ルフィたちが食べる食事とは別に、ウソップのために作ったスープを皿によそいながら、サンジがチョッパーに問いかける。
「うん・・・なんか薬の効きが思ったより良くなくて・・・」
倒れてから数日が経過していたが、ウソップはなかなか快方へと向かわなかった。
チョッパーも薬を変えたり、新しく調合したりといろいろ試しているのだが、効果が出てこない。
怪我こそ何回もしているものの、ウソップは今まで目立った病気をしたことがなかった。
不思議といえば不思議な状態に、チョッパーも困惑していた。
自分の治療が間違っているのかな、とどこか落ち込んでいるような、疲れの色を見せるチョッパーに、サンジはとにかく飯にしようと励ますように声をかけ、いつものごとく食事の用意が出来たことを大声で伝えた。
ルフィがすぐに飛んできて、それからみんなが集まりだすのがいつもの光景なのだが、今日は違った。
「チョッパーさん!!大変です!早く来てください!!」
「ナミ!しっかりして!」
聞こえてきたのは、ブルックがチョッパーを呼ぶ声と、ロビンの焦った声。
内容は、明らかにナミの身に何かがあったことを示していた。
真っ先にサンジがキッチンから飛び出し、その後を追って全員が声の方へ向かうと、真っ青になって倒れているナミの姿があった。
「ナミ!どうした!?」
チョッパーの呼びかけにも反応することなく、ぐったりしていて会話もままならない。
早く医務室へ、との指示にすかさずサンジがナミを抱き上げ、医務室へと運んだ。
日を空けずに、ふたりも倒れるなどほとんど経験がない。
ウソップの状態もあまり思わしくないとなると、なおさら心配は募る。
これは偶然なのだろうか。
現時点では原因不明の不穏な事態に、残された仲間は首を傾げた。