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ゆっくりと航海中のサニー号に、一通の手紙が届いた。
ロビンが手紙を手に取って差出人を確認すると、すぐにルフィを呼んだ。
「ルフィ、お手紙よ。お兄さんから」
ロビンがそう呼びかけると、ルフィはおやつを口に詰め込んだままキッチンから飛び出してきた。
一体何事かと、皆も自然と集まってきた。
差出人は、確かにエースだ。
何が書かれているのだろうか、一気に緊張感が過る。
しかし、電伝虫もあるのに、なぜわざわざ手紙なのか?
不思議に思いつつも、手紙を開封する。
そこには、なまえが無事であったこと、
ローに助けられ、今はハートの海賊団の船に乗っていることが書かれていた。
「良かった・・・!なまえ・・・!!!」
思いがけない、けれど心の底から待ち望んでいた吉報に、全員が、安堵の表情を浮かべた。
あの日から、生きた心地がしていなかった。
ゾロがなまえに会ったとは言った言葉を疑っていたわけではない。
間違いなく信じてはいたが、その姿を確認していない以上、絶対と言える何かが欠けていた。
「トラ男が助けてくれてたのね!」
知らない人間の元にいるわけではないことも、一味を大きく安心させることとなった。
ローは賢い。なまえも安心して過ごせるはず。
読み進めた手紙の最後には、何度連絡しても、電伝虫がまったくつながらないので手紙を書いた、とも書かれていた。
知らない間に壊れてしまっていたのだろうか。
確かに使用頻度は多くはないため、今まで気付かなかったのも仕方がないと言えば仕方がないことなのだが。
ちょっと確認してくる、とウソップが立ち上がった瞬間だった。
「・・・!!」
突然激しい眩暈を覚え、体を支えられなくなったウソップは、膝から崩れ落ちた。
驚いてすかさず駆け寄ったチョッパーに、なまえが無事で安心して気が抜けたのかもな、と安心させるように笑ったが、その顔は真っ青になっていた。
自力で立ち上がることも出来ず、フランキーが身体を支えて医務室へと向かった。
「とにかく・・・本当に良かった・・・」
やっと、希望が見えた。
しかしここで終わりではない。これからが本当の勝負となる。
魔術から解き放つ方法を見つけなければならない。
麦わらの一味は、再び走り出す。
もう一度、彼女と旅をするために。
ロビンが手紙を手に取って差出人を確認すると、すぐにルフィを呼んだ。
「ルフィ、お手紙よ。お兄さんから」
ロビンがそう呼びかけると、ルフィはおやつを口に詰め込んだままキッチンから飛び出してきた。
一体何事かと、皆も自然と集まってきた。
差出人は、確かにエースだ。
何が書かれているのだろうか、一気に緊張感が過る。
しかし、電伝虫もあるのに、なぜわざわざ手紙なのか?
不思議に思いつつも、手紙を開封する。
そこには、なまえが無事であったこと、
ローに助けられ、今はハートの海賊団の船に乗っていることが書かれていた。
「良かった・・・!なまえ・・・!!!」
思いがけない、けれど心の底から待ち望んでいた吉報に、全員が、安堵の表情を浮かべた。
あの日から、生きた心地がしていなかった。
ゾロがなまえに会ったとは言った言葉を疑っていたわけではない。
間違いなく信じてはいたが、その姿を確認していない以上、絶対と言える何かが欠けていた。
「トラ男が助けてくれてたのね!」
知らない人間の元にいるわけではないことも、一味を大きく安心させることとなった。
ローは賢い。なまえも安心して過ごせるはず。
読み進めた手紙の最後には、何度連絡しても、電伝虫がまったくつながらないので手紙を書いた、とも書かれていた。
知らない間に壊れてしまっていたのだろうか。
確かに使用頻度は多くはないため、今まで気付かなかったのも仕方がないと言えば仕方がないことなのだが。
ちょっと確認してくる、とウソップが立ち上がった瞬間だった。
「・・・!!」
突然激しい眩暈を覚え、体を支えられなくなったウソップは、膝から崩れ落ちた。
驚いてすかさず駆け寄ったチョッパーに、なまえが無事で安心して気が抜けたのかもな、と安心させるように笑ったが、その顔は真っ青になっていた。
自力で立ち上がることも出来ず、フランキーが身体を支えて医務室へと向かった。
「とにかく・・・本当に良かった・・・」
やっと、希望が見えた。
しかしここで終わりではない。これからが本当の勝負となる。
魔術から解き放つ方法を見つけなければならない。
麦わらの一味は、再び走り出す。
もう一度、彼女と旅をするために。