伸ばしたその手は蒼き世界へ
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『・・・』
思いがけない、突然のエースからの告白に、なまえはしばらく何も答えることが出来なかった。
静寂が続くの部屋の中で、エースの耳に聴こえたのは、なまえの声ではなく。
ガラスが割れる音だった。
粉々に砕けた窓ガラスの破片がパラパラと地面に落ちる音が、やけに強く響く。
とっさにマルコとエースが撃ち込まれた方角を見ると、銃を構えた男が数人、立っていた。
男はふたりと目があった瞬間、ためらう様子などは欠片も見せずに不気味な笑みを浮かべ、ふたり目掛けてもう一発弾丸を撃ち込んだ。
エースの炎の身体に銃弾が効くはずもなく、マルコの身体は銃弾が貫通するも、“不死鳥”の蒼い炎と共にみるみる塞がる傷口は、こんな物騒な状況の中でも神秘的な神々しさを醸し出していた。
「効かねえよい」
「挨拶代わりにしちゃあ、まぁ随分と派手じゃねぇか」
ロギアに銃弾が効かないことなど常識中の常識。
単なる挑発か、あるいは。
「火銃!!」
エースがすかさず火の銃弾を撃ち込むが、男はさらりと交わして走り始めた。
それをマルコが許すはずもなく、青い翼を翻して空を舞い、後を追いかける。
ある程度の荷物だけ持ったあと、エースとなまえは部屋を飛び出した。
白ひげ海賊団を相手にしようとしているのか、
それとも、なまえを狙ったのか。
突然の襲撃に何が何なのかわからないまま、なまえはエースに手をひかれ、ただ走るだけだった。
思いがけない、突然のエースからの告白に、なまえはしばらく何も答えることが出来なかった。
静寂が続くの部屋の中で、エースの耳に聴こえたのは、なまえの声ではなく。
ガラスが割れる音だった。
粉々に砕けた窓ガラスの破片がパラパラと地面に落ちる音が、やけに強く響く。
とっさにマルコとエースが撃ち込まれた方角を見ると、銃を構えた男が数人、立っていた。
男はふたりと目があった瞬間、ためらう様子などは欠片も見せずに不気味な笑みを浮かべ、ふたり目掛けてもう一発弾丸を撃ち込んだ。
エースの炎の身体に銃弾が効くはずもなく、マルコの身体は銃弾が貫通するも、“不死鳥”の蒼い炎と共にみるみる塞がる傷口は、こんな物騒な状況の中でも神秘的な神々しさを醸し出していた。
「効かねえよい」
「挨拶代わりにしちゃあ、まぁ随分と派手じゃねぇか」
ロギアに銃弾が効かないことなど常識中の常識。
単なる挑発か、あるいは。
「火銃!!」
エースがすかさず火の銃弾を撃ち込むが、男はさらりと交わして走り始めた。
それをマルコが許すはずもなく、青い翼を翻して空を舞い、後を追いかける。
ある程度の荷物だけ持ったあと、エースとなまえは部屋を飛び出した。
白ひげ海賊団を相手にしようとしているのか、
それとも、なまえを狙ったのか。
突然の襲撃に何が何なのかわからないまま、なまえはエースに手をひかれ、ただ走るだけだった。