ミスティーブルーのきらめき
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“麦わらの一味を消せ”
仲間に対して非道なその言葉を合図に、なまえの容赦ない攻撃が、一味を襲っていた。
「どうしちゃったんだよ、なまえ!!」
チョッパーが泣きそうな声で叫ぶ。
いつも優しかった彼女が、一味を襲っているという事実に、反撃するどころか戸惑いを隠せない。
そんな一味に対して、なまえは休む間もなく次々と攻撃を仕掛ける。
彼女の表情は冷たく、本当になまえなのかと疑いたくもなるほどだ。
そんななまえと一味の争いを、仕向けた張本人のカイルは他人事のように、観客のように楽しそうに見ていた。
「何とかして、彼女を止めないと・・!!」
こんな古い建物内で、風や水などの自然の力を自在に操る攻撃をされては、建物ごと崩壊してしまう。
もう時間の問題だった。
止めようとしても、なまえの攻撃は遠距離攻撃で、仲間達が近付くことを許しはしない。
攻撃を避けるだけで精一杯だった。
「なまえ!!おれ達がわからねェのか!?」
ウソップの悲痛な叫びにも、無駄だよ、と言ってカイルは笑った。
「なまえは今・・・お前らを完全に敵だと思っている。呪いを解かない限り、彼女にとってお前らは敵だ。それも憎い宿敵だ」
カイルの魔術は、幸せを呼ぶようなまじないとは違う。
魔術と言う名の<呪い>なのだ。
この世で最悪の、人の恨みや怒りを糧に増幅し、広がる闇の術。
「なまえにとって今のお前たちは・・・“セプトクルールを狙ってジュエル島を襲撃し、なまえを誘拐した極悪海賊団”ということになってる。そうなるように術をかけたんだ」
そう暗示をかけられた今のなまえには、一味を倒すことが絶対なのだ。
「下手すりゃ全滅だ…!!!どうにかならねぇのか!!」
なまえの大技、インディゴライト。
大波を呼ぶこの技を使われたら、それこそ本当に無事ではいられない。
「なまえの扇を、取り上げればいいんだな!?」
インディゴライトだけではなく、自然を操る事が可能ななまえの力で攻撃されたら、さすがの一味でも無事ではいられない。
何とか攻撃を止めさせようと、ルフィがなまえに腕を伸ばした。
しかし―
「おわあぁぁっ!!」
なまえの腕を掴んだ途端、ルフィが叫び声をあげた。
「ルフィ!?」
「炎…!?」
ルフィの手がなまえに触れた瞬間、まるでそれを拒絶するかのように、彼女の腕から黒い炎があがった。
「痛ェっ!!!!」
その証拠に、ルフィの手のひらは真っ赤になっていた。
急いでチョッパーが駆け寄る。
「何だ、今のは…!!」
今起こった出来事が信じられず、一味の表情が険しくなる。
「悪魔を弾く黒炎だ・・お前たち、今までなまえと一緒にいて、気付いてなかったのか?」
相当痛むのか、ルフィは腕を押さえて苦しそうな表情を浮かべている。
「どういう事…!?」
「言っただろ? なまえは“特別”だと……」
黒炎が、なまえの腕からゆっくりと消えた。
仲間に対して非道なその言葉を合図に、なまえの容赦ない攻撃が、一味を襲っていた。
「どうしちゃったんだよ、なまえ!!」
チョッパーが泣きそうな声で叫ぶ。
いつも優しかった彼女が、一味を襲っているという事実に、反撃するどころか戸惑いを隠せない。
そんな一味に対して、なまえは休む間もなく次々と攻撃を仕掛ける。
彼女の表情は冷たく、本当になまえなのかと疑いたくもなるほどだ。
そんななまえと一味の争いを、仕向けた張本人のカイルは他人事のように、観客のように楽しそうに見ていた。
「何とかして、彼女を止めないと・・!!」
こんな古い建物内で、風や水などの自然の力を自在に操る攻撃をされては、建物ごと崩壊してしまう。
もう時間の問題だった。
止めようとしても、なまえの攻撃は遠距離攻撃で、仲間達が近付くことを許しはしない。
攻撃を避けるだけで精一杯だった。
「なまえ!!おれ達がわからねェのか!?」
ウソップの悲痛な叫びにも、無駄だよ、と言ってカイルは笑った。
「なまえは今・・・お前らを完全に敵だと思っている。呪いを解かない限り、彼女にとってお前らは敵だ。それも憎い宿敵だ」
カイルの魔術は、幸せを呼ぶようなまじないとは違う。
魔術と言う名の<呪い>なのだ。
この世で最悪の、人の恨みや怒りを糧に増幅し、広がる闇の術。
「なまえにとって今のお前たちは・・・“セプトクルールを狙ってジュエル島を襲撃し、なまえを誘拐した極悪海賊団”ということになってる。そうなるように術をかけたんだ」
そう暗示をかけられた今のなまえには、一味を倒すことが絶対なのだ。
「下手すりゃ全滅だ…!!!どうにかならねぇのか!!」
なまえの大技、インディゴライト。
大波を呼ぶこの技を使われたら、それこそ本当に無事ではいられない。
「なまえの扇を、取り上げればいいんだな!?」
インディゴライトだけではなく、自然を操る事が可能ななまえの力で攻撃されたら、さすがの一味でも無事ではいられない。
何とか攻撃を止めさせようと、ルフィがなまえに腕を伸ばした。
しかし―
「おわあぁぁっ!!」
なまえの腕を掴んだ途端、ルフィが叫び声をあげた。
「ルフィ!?」
「炎…!?」
ルフィの手がなまえに触れた瞬間、まるでそれを拒絶するかのように、彼女の腕から黒い炎があがった。
「痛ェっ!!!!」
その証拠に、ルフィの手のひらは真っ赤になっていた。
急いでチョッパーが駆け寄る。
「何だ、今のは…!!」
今起こった出来事が信じられず、一味の表情が険しくなる。
「悪魔を弾く黒炎だ・・お前たち、今までなまえと一緒にいて、気付いてなかったのか?」
相当痛むのか、ルフィは腕を押さえて苦しそうな表情を浮かべている。
「どういう事…!?」
「言っただろ? なまえは“特別”だと……」
黒炎が、なまえの腕からゆっくりと消えた。