15話
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お互いに1歩も動かずいるといきなり警報が鳴り渡爆発と同時に動き出したあたし達
向こうはトンファーを使用しているがこっちには武器は無し
「茉白前にいる左斜め後ろ」
お兄ちゃんの指示の元後ろに下がると本当にいたようで向こうは空振り。此方は傷さえ負っていない
「其の儘後ろに下がれ」
後ろに下がると例の鉄線の範囲内になってしまう…がお兄ちゃんの事だ何か考えがあるのだろう
「其の儘影の中に潜れ」
成程。地中にトラップを仕掛けてあるとはいえ陰にはならないか
「異能力」
「「!?」」
「異能力?」
「シシなんだよ。そりゃ」
「お前ら子の能力を知って居てアイツを選んだんじゃ」
「知らねーよ」
なんて声が聞こえて来ていて
「使っていいよ」
「斜陽」
影の中に潜り込むと彼の動きが一瞬止まって居て影の中に入ってしまえばあたしに攻撃は出来ない。影にトンファーを当ててもあたしには当たって居ないからだ
彼の牛をに回ったと同時に態と感知式センサーに触れ爆発を起こした後
「そろそろかな」
そう言ったお兄ちゃんの言葉と同時に蔭から出ると
「な!?」
「何処から出てきやがった」
「ふーん。フィールドの外にいるとはね」
「あら。貴方の足元見てみたらいかが?」
「足元?」
彼の足元にはあたしの持っていた半分のリングが置かれていて
「あたしが置いていたことにすら気づいていないなんてね。お兄ちゃんも気づいていたでしょ?」
「当然だろう?」
「何という連係プレイ」
「ちょっとやそっとではできない業だぞ」
「だって兄妹だもの。それくらい分かるでしょ」
「一体何を」
「異能力。ごく一部の人間が手にする特殊な能力だよ。私も茉白も中也も持っている。
君たちじゃなく、其処に居る彼らと今日来ていない彼もアルコバレーノも異能力は既に見ている人材だよ」
「な!?」
「まぁ、これで茉白を誘う理由も亡くなっただろう」
「な!?」
「お兄ちゃんは最初からこの作戦で行く手はずだったんだよ。だからあの鉄線ギリギリまであたしを行かせた。爆発と同時に陰に隠れてしまえばあたしに当たることはしない。地中に埋め込まれたセンサーにも反応することはないし」
「そうかよ」
「という事で、そのリングはお渡ししますよ」
「これいらない」
彼の持つべきリングは女の人に渡されていて
「さぁ降りておいでよそこの座ってる君。猿山のボスざるをかみ殺さないと、帰れないからね」
「わー。やっぱり昔のお兄ちゃんのまんまだねぇ」
「だな」
ゴーラモスカを投入してきた向こう側の人たち
「あれ戦えるの?」
「無理」
