14話
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「まぁ、今日来てくれるのはお兄ちゃんよりもお兄ちゃんって感じの人だしね。皆も1度会ってるよ」
「「え?」」
「おや」
「ふーん」
「本当か?」
「本当」
「あたし達も?」
「会ってる」
授業を終わらせると来月の修学旅行の話になり
「へー。春先に行くんだ」
「そうなんだよね」
「毎年行く場所が変わるんだよな」
毎年行く場所が変わる?
「同じじゃないの?」
「あぁ。去年は北海道だったらしい。その前は沖縄って聞いたせ」
随分と極端な…
ん?でも来月また帰って来ることになるって乱歩さんに言われたような気がしてるんだよなぁ
「今年はだなぁ。神奈川になったんだ」
「「マジ!?」」
「随分とちけぇじゃん」
「何で神奈川何だよー」
なんて言っているクラスの人達を他所に呆然としている沢田君たちと
「なんかいい事でもあるのですか?」
これはあたしと乱歩さんの秘密だ。
「ひーみーつ」
「来月最初の土日と月曜日だ」
だからか。乱歩さんが金曜日に帰ってきていいって言ったのは
「なんか」
「すごく嬉しそうだな」
「太宰さん」
「班決めだけしておいてくれよなー」
「あー…あたしパスだから」
「え?」
スマホを見ると乱歩sんから連絡が入って居て
「何故です?」
「んー?」
「何故言いたいことが分かったのです?彼らの」
「他の人たちと大して仲良くもしていないし話すこともないという事は班には呼ばれることが少ない。つまりは論外
でも貴方方とはある程度話もしているしなんとなくリングの大戦に巻き込まれているって感じで話す事もある。
だから神奈川に行くならば、横浜を居住区にしているあたしと判を組めば安心だと言いたいんでしょう?」
「うぅ」
がっくりとうなだれた沢田君たちに
「修学旅行参加はするけど、誰とも班はくまないよ」
「マジかよ」
「本当。あー…でも、横浜にはいるから運が良ければ会えるかもね」
「本当?」
「本当。っていうよりもいい事があったのは事実だよ。あたしとお兄ちゃんと同じような人の秘密がまた増えて」
「え?」
「そう言えば今日は来るのですか?」
「見に行くと言ったでしょう?嘘は言っていないわ」
その後も授業を受けてお昼は中也君の作ってくれたご飯を食べて午後も普通に授業を受けて1度家に帰るときだった
「茉白」
「え?」
「嘘だろ」
「何で」
「あ、中也君っお帰りなさい」
「あぁ」
「何でマフィアの人と」
「全く中也が一緒に来いっていうから仕方なく一緒に来たのだけれど」
!?
「何でお兄ちゃんも一緒にいるの?」
「中也がよく知って居るよ」
中也君が?
