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探偵社から出て少し下所に居た人たちを見たお兄ちゃん
「てめ…」
獄寺君が何かを言おうとしている中素通りしたお兄ちゃん。でもお兄ちゃんはきっと彼らの指についているリングを見ている筈だ。
そういうのを見逃すはずがないのもあたしは知って居る。ずっと…ポートマフィアにいたあの時代から知って居るんだから
「何で」
「キャンキャン煩いなぁ。まるで“負け狗”のようだよ。君たち」
「「負け…」」
「狗…」
「その指についていたリングがないのが何よりの証拠だろう」
「「「!?」」」
「何時から気づいていやがった」
「もうずっと気づいていたさ。あの時私たちが夜に活動していたあの日にはね」
「な!?」
「それに君」
そうお兄ちゃんに見られている獄寺君は
「何だよ」
「君は私が1番嫌いなタイプだ」
「んだと!?」
クスクスと笑っていると
「分かるだろう?同じ学校で伊太利のマフィアにスカウトされているにも関わらず君たちの方によってすら行かない。茉白が君たちを嫌っている証拠だ
茉白ですら断ってそのリング返しているだろう。諦めが悪いねぇ」
「お兄ちゃん、言いすぎ」
「本当の事だろう。なんせ
「辞めてあげなよ。いくら何でも経歴をさらけ出したら一介のマフィア構成員じゃ歯が出ない。ましてやお兄ちゃんを相手にするのは気が引けちゃうでしょ」
「な!?」
「なんでそんな事がお前に言えるんだよ」
「本当の事だからだよ。私もポートマフィアも武装探偵社も怒らせない方がいい。これは
お兄ちゃんはあたしの腕を掴んだと思ったら
「お前たちは一体…」
「跳ね馬の事も分かっていた」
「リボーンやコロネロがアルコバレーノだという事も最初から知って居た」
「調べればわかることだろう?私は茉白を東京の君たちと同じ学校に行かせる段階である程度は調べておいたさ。そして乱歩さんとて同じこと」
「乱歩さんは次元が違うからね?あの人は調べることもなく絶対に近づいちゃいけない人は最初に言って来る。だからこその4年前の真相も有るわけだしね」
「そうだねぇ」
いいタイミングで鳴ったあたしの携帯にはS・Oと書かれている
「お兄ちゃん、織田さんからの電話だ」
「おやおや」
「早く帰って来いの合図でしょ」
「だろうね。君たちを相手にしているだけで時間の無駄だ。帰ろう」
「うん」
彼らから離れるとロンゲの男が前に来て
「まだ何か」
「なぜリング争奪戦の前に返しやがった。其れもあの跳ね馬に」
「あたしには不要なものだからですよ。伊太利のマフィアに入るなんてまっぴら。貴方達と行動することもごめん被る。本当、東京なんて社長と乱歩さんが頼んでこなければ行くことも無かったですけれどね」
「「は!?」」
「だねぇ。さて、そろそろ本当に帰らないと織田作迄心配してしまいそうだねぇ」
「織田さんなら心配してもお兄ちゃんと一緒だって分かってるからあたしは何も言われないだろうけど」
「どうだろうねぇ」
ロン毛ヘアの男の人から離れお兄ちゃんと一緒に歩きながら帰った翌日だ
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