第九章

その後―――。

アンズとアンズの分身アプリコット(コット)とモモ子は、カイトが仕掛けたと思われる数々のトラップを 危うくながらも逃れながら、とうとうクロネ姫が居そうな部屋へとたどり着いた!

「この部屋に、クロネ姫が閉じ込められてるの?」
「う~ん……」

「…きっとそうメポ!」
「……あっ!?」

アンズ達の後方から聞き覚えのある、あの声が―――。

「この部屋は、クロネ姫の部屋メポ!!この部屋にクロネ姫が居る筈メポ!!」
「メポ子!! 他の皆も!! それと……?」

「流月殿から話は伺っております。貴方はアンズ殿ですな…?私はこの城の家臣、オルタナでございます」
「あ…どうも、初めまして」

アンズとオルタナは握手を交わした。

「フッ…無事だったみたいだな?」
「そ、そっちこそ」

何はともあれ…仲間が無事揃って安心したアンズ。その様子を見たコットとモモ子は…。

「もう大丈夫みたいね?短い間だったケド、超楽しかったョ!!」
「サンキュー ベリーマッチ★」
「えっ…!?」

笑顔で手を振る2人の姿がだんだん薄くなっていく……。

「…コット!!…モモ子!!」
「シーユーアゲイン!!」
「ウンウン、またいつか逢おうネッ♪」

そして……小さな煙と共に、2人とも見えなくなった――。
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