第八章

―表のアンズ(草むらの中)―

「(…しかし――独りって結構心細いもんだな。ピンチの前に飲むより、今の内に飲んで置こうかな…この薬みたいなヤツ)」

アンズは流月からもらった謎の液体が入った小瓶をポケットから取り出した。

「(メポ子のことだし…流石に毒は渡さないだろ)」

……ゴクゴク――。

「………?何も起こらないじゃないか――ウッッ??!!」

アンズは急に目の前が真っ暗になり、倒れてしまった……!?

――そして、数分後。

「…カ?大丈夫ですカ?」
「うぅ~ん……やっぱり毒だったのか?メポ子のヤツ…って、アレ? こんな所に鏡なんてあったっけ?」

周りを見渡すと――アンズと同じ姿をしたヒト?たちが、他に3人も居るではないか。

「まだ意識がハッキリしてないんだネ。ワタシは君アルヨ。 混乱するから今は“カラモモ”って呼んでネ?」
「は……?」

「ナイス トゥ ミーチュー。アイアム アンズ。コールミー“アプリコット”」
「えーと…?(英語?)」

「んじゃ…あたしはモモ子って呼んで☆ アンタの分身だってさ。全くぅ~ピンチの時使えって ルツキから言われたの守らなかったわね!」

……えぇぇぇ~~~~????
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