第八章


【ホワイト城・入り口】
再び城へ辿り着いたアンズたち一行…しかし。

「やはり――見張りがいますね」
「入口は裏にもあるメポ!!」
「…ここで二手に別れるか」

「メイとシロ姉と黒兄が、流月と一緒に裏口から入って、アンズっちが表から突入するメポ!」
「ちょっ…待て待て!! 何で俺が独りなんだよッッ!! しかも表から!!」

黒蝶はやれやれ…と深い溜息を吐いた。

「いいかアンズ。お前は凄腕の剣士じゃないか。仲間を守るためだと思ってオトリになってくれ」
「信じてるメポ!アンズっち☆」

流月はぽんっ!とアンズの肩を叩いた。

「フッ・・・そこまで言うなら仕方ないな。表から入ってやろうじゃないか!」
「(そこまで言ってないと思うが……)」
「(単純で助かったメポ♪)――あ・アンズっち、チョット待つメポ!」

――ブチブチッ!!!!

「…イッテェェ!! イキナリ何すんだよメポ子ッ!!」

流月はアンズの髪を2・3本?むしり取って 緑色の怪しげな液体が入った小瓶の中へ入れた(髪は溶けた)。

「コレで完成メポ♪ はいコレ、アンズっちへプレゼントメポ☆」
「これは――?」
「ピンチの時に飲むと、効果が現れるメポ!!」
「ホントかよ……?」

そんなこんなで…アンズ達は二手に別れた――!!
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