第七章


シロネ姫の女王継承式に向けて、城の中は準備が着々と整えられていた。

しかし―――。

「何で…お姉ちゃんが女王なの!?」
「シロネ様が姉姫様だからですよ」

クロネはシロネが女王になる事を反対していた。

「…私――知ってるんだよ。お姉ちゃんは…このお城の人間じゃないって…本当のお姉ちゃんじゃないって事」

そう…シロネは幼い頃 国王に拾われた。
妹のクロネと顔が似ているので「双子の姉妹」として育てられたのだ。

「えぇ…それは私も存じ上げております。ですが、亡き国王様のご判断ですから…」

オルタナはクロネをなだめた。

「…………。」

どんなに宥められても、クロネは納得いかなかった…。
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