第六章


アンズたち一行は、街から少し離れた森の中の『冒険者の宿』に一度身を隠す事にした。

【冒険者の宿】
「はいっ、メポ子ちゃん」

芽依が流月へ、夜ご飯のカレー(黒蝶作)を持って来た。

「......。」
「食べないの?黒お兄ちゃんのカレー美味しいよ?(もぐもぐ)」
「...お腹 空いてないメポ」

しかし流月のお腹はぐぅぅ……と鳴った。

「メポ子ちゃん嘘は良くないの…それにお姉ちゃんが良く言ってるの。“腹が鳴ってはイクサは出来ぬだよ”...って」
「それ“腹が減っては”…だな」

アンズが芽依の間違いを正した。
流月は、スプーンをコトッと置いた。

「ちょっと...散歩して来るメポ」
「あっ!?メポ子ちゃん!! 独りは――!!」

流月を追いかけようとした芽依を、アンズが止めた。

「お兄ちゃん…メポ子ちゃんが…!!」
「アイツなら大丈夫、俺が様子見に行って来るよ」

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