第三章
「さっきは妹の芽依を助けてくれてありがとう…」
「いやぁ~、あんなのはお安いごよウッッ??!!…痛ってぇな!! 何すんだよメポ子ッ?!」
アンズは流月に思いっ切り足を踏まれた…。
「助けたのは黒兄と流月メポ!!」
真依はクスクス笑った。
「…2人とも変わらないね。私がギルドを抜けて…皆とこうやって会うのは1年ぶりかな?」
「多分、その位だ…元気そうで良かったよ」
「………うん」
真依の表情が、少し曇った…。
「…何が遭ったのか、教えてくれないか?」
「分かった…」
真依はため息を吐き…真実を話し始めた――。
「さっき…カイトが私の所へ訪ねてきたの」
「………カイト!?」
「……って誰メポ?」
「あれ…メポ子知らなかったっけ?」
「うん」
皆の表情は、どこか寂しげだった。
「…仲間だったんだ、昔な。」