第一章 謎の使用人現る!?


「…205号室。今日からここが私の部屋か~」

私の名前は 有栖川ありすがわありさ。
本日より新女子高生です!!

「…もう誰か居たりして――な~んて☆」

ありさはそーっとドアに手を掛けた。

……キィッ―――。

「………えっ?」

あ……開いた!?

「お帰りなさいませ お嬢様」
「…………」

部屋に居たのは 西洋映画に出てくる様な 中年のダンディーな男性。

「長旅 お疲れ様でした。さぁ、お荷物をこちらへ……」
「…あ。ごめんなさい!! 部屋 間違えましたっ!!」

―――バタン!!!!

ありさは慌ててドアを閉めた。

「(えっ…ここって 私の部屋…で良いんだよね?)」

ありさが 部屋の表札を確認すると 確かに『205号室 有栖川』だった。

そもそも ここは女子寮なので男子禁制である。

「き…きっと何かと見間違えたんだわ!! うん!! きっとそうよ!!」

ありさは目をごしごしと擦こすった。

そして 再びドアに手を掛けた。

……キィッ―――。

やっぱり…開いてる―――。

「お帰りなさいませ お嬢様」
「…………」

「長旅 お疲れ様でした。さぁ お荷物をこちらへ……」
「分かったよ…もう諦めます…(涙)」

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