ウロロ夢シリーズ

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『すごいっ!本当に入ってる!!結婚してください!!』

「いや、入ってくるな。結婚もせん。」

🐦‍⬛班の任務中にご都合魔法にかかった夢主。
何の魔法か不明で解析班の皆さんも協力して解析したところ、どうやら他人のマジックサークル内に入れるという悪用すれば即逮捕案件の魔法であった。

魔法の効果は数日とも保たないとのことだったが折角ならばその効果を悪用ではない範囲で使用したい夢主……

幼馴染とまではいかないが知り合いとしての期間は長く習得している魔法も知れているイチならどうにか入らせてくれるのではないかと思い、協会内で土下座して頼み込み短時間でならとイチから了承を得た。

「いや、だからといって入ってくるな。」

そういうのは魔法の王ことキングウロロ

気づけば他の魔法はほとんど夢主に懐柔されており、恐怖とまではいかない不快な感情で動悸がしている感覚であった。

『でも、こんな機会中々ないじゃないですか!』

そう泣きつく真似をするこの女の意図を知らないわけではない。

ーー本当に自分と添い遂げたいーー

この女、もとい夢主にはその意思が明確にあることはイチを介してよくよく思い知らされていた。

しかし、それは古来からの人と魔法のあり方を葬ること。王としてなら尚更侵してはいけない禁忌であった。

何より、俺様は、人間に興味がない。それに尽きる。

『うーん、まあ、ダメですよね💦わかりました!今回は諦めます!』

そういう夢主は踵を返す。

やれやっと五月蝿い奴がいなくなるかとため息をつけば、次の瞬間にはぐりんとこちらを向き直す夢主

『でも!次は諦めませんから(ニッ』

……こんなこと、次があってたまるかっ!!!!!
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