~魔物に憂う街~

―おまけスキット―


~人には慣れた?~

イシェルナ「情報集めお疲れ様☆」
シュクル「だがオグマは人が苦手だと言っていなかったか?」
オグマ「あ、ああ……この街には何度か買い出しに来ていたから、多少は……な。だが前に来た時より人が多くて驚いた」
デュー「だから時々困ったような目でオレを見ていたのか」
オグマ「………………」
ミレニア「うむむ……人見知り克服はまだまだ先じゃの」
オグマ「す、すまない……」



~こどもあつかい・2~

デュー「ガキ連れ……」
ミレニア「まだ気にしとるのか。
ちっさい男じゃの~」
デュー「うるさい」
ミレニア「デューは見た目どう見てもお子様じゃ。そればっかりはいくら中身が背伸びしても変わらんじゃろ」
デュー「………………うるさい」
ミレニア「ま、背伸びしたい年頃なのはわかるがの」
デュー(それだけじゃない……子供扱いされる度に感じるこの違和感は何だ?)
ミレニア「たまには身の丈に合った振る舞いでもしてみたら…………やっぱ気色悪いから却下じゃ」
デュー「自分で言ったんだろ!!」



~蛍煌石~

イシェルナ「幻想的というか……ホントに綺麗な所ねぇ」
オグマ「蛍煌石は装飾に使われる他、お守りとしても人気が高い。不思議な輝きが持ち主を護ってくれる、とな」
デュー「なるほど、確かに何か加護がありそうだ」
オグマ「この光に……護られたのかもしれないな」
デュー「オグマ?」
オグマ「なっ……何でもない。長話をして済まないな、先を急ごう」
デュー「……?」


~お騒がせ三人組・2~

オグマ「カシュー、マカデミア、ウォール……強烈な三人組だったな」
ミレニア「わしらは二度目なんじゃがオグマは初めてじゃったの。以前は橋が壊れて渡れなくなった川を無理矢理渡ろうとして溺れていた所を助けたんじゃ」
デュー「行く先々でピンチだな、あいつら」
オグマ「そうか……」
イシェルナ「でも忘れちゃいけないのがあのポージングとフォーメーションよねぇ」
オグマ「た、確かにあれも個性的だったな」
ミレニア「そこで、じゃ。オグマはブラック辺りが良いかの?」
オグマ「ブラック?」
イシェルナ「デュー君がブルーでミレニアちゃんがピンク。あたしがホワイトでシュクル君がマスコットキャラ……肝心のレッドがいないのがやっぱり残念ねぇ」
オグマ「な、なんの話……」
デュー「というかまだ続いてたのか、それ」
シュクル「今さらっとマスコット呼ばわりされたが……」
イシェルナ「あら、マスコットキャラは大事よ?」
シュクル「……どうせなら司令官が良かったぞ」
デュー「お前まで染まるな!!」



~女の子の入浴タイム☆~

ミレニア「イシェルナは見事なボインボインじゃの~ どうやったらそうなるんじゃ?」
イシェルナ「ふふ、ミレニアちゃんもきっと大きくなるわよ♪」
ミレニア「そうかの?」
イシェルナ「あたしもミレニアちゃんと同い年くらいには変わらなかったわよ?」
ミレニア「うむむ……それがいつの間にかコレか……」
イシェルナ「きっとこれからよ☆ ミレニアちゃんだって綺麗なお肌……すべすべで素敵♪」
ミレニア「いやんお姉様、くすぐったいのじゃ~☆」

『………………』

ミレニア「……これだけお約束のお色気トークをしてても覗きに来んの」
イシェルナ「あの二人じゃ仕方ないわよ」
ミレニア「面白くないの~ いっそわしらが覗きに行っちゃるか!」
イシェルナ「あ、それ賛成☆」
シュクル「するな!」
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