勇者S物語cross
~勇者の邂逅~
???「ん、お前なんか魔王に似てるな」
魔王「似てるも何も我は魔王だが……お前が言っているのは恐らく我の先代にあたる魔王の事だな」
戦士「え、お前等の他に魔王いたの? 親父さん?」
魔王「我ら魔王に親も血縁も何もない。ある日突然魔界の奥地で生まれ落ちるのだ」
大魔王「うはwこんなのと血ぃ繋がってたらやだよねーwウケルーwww」
魔王「妙な喋り方するな。それにむしろこっちのセリフだ」
勇者「自然発生するのか魔王って」
戦士「サラッととんでもない事実を知った気がするけど、初代勇者が活躍したのって確か何百年も前の話じゃあ……」
???「何百年?」
戦士「一応これが今の勇者で、そっちが魔王と大魔王」
勇者「一応これとはなんだ一応これとは」
???「へぇ、じゃあ俺の遠い子孫ってこと?」
???「言われてみれば勇者に似てるかも♪」
???「え、そう? でもほらここなんかは君に似てると思うよ魔法使い」
???「やだもう勇者ったら☆」
魔王「時空を超えてバカップルがやってきた!!」
戦士「名前表示ややこしっ!」
???「確かにややこしいね。魔法使いは魔法使いでいいとして、俺の事は……」
戦士「俺の事は?」
偉大なる勇者伝説の始まりビバ初代様「……これでいいかな?」
戦士「長ぇよ!!」
初代勇者「ちぇー」
勇者「とんでもない奴が来たな」
魔王「いや流石お前の先祖だと思ったが」
初代勇者「いやぁ照れるなぁ♪」
魔王「誉めていない」
戦士「つーかどうするんだこの事態……」
魔法使い「そうねぇ、帰り方もわかんないし……」
初代勇者「ま、来ちゃったもんは仕方ないよ。とりあえず観光でもしようかな~新婚旅行が未来の世界ってのも悪くないじゃない?」
魔法使い「きゃっ、勇者ったらもう☆」
戦士「やべぇこれ俺一人じゃ捌ききれねぇぞ」
魔王「微力ながら我も手伝うから挫けるな戦士」
初代勇者「って普通に魔王と人間がなれ合ってるところを見ると、この世界も平和って事かな?」
勇者「こいつらに数回乱されたがな」
魔王「お前も一回こっちサイドに来ただろうが」
初代勇者「ふーん……今魔界ってどうなってるの?俺たちが知ってる魔王は?」
魔王「お前に苛められたトラウマでずっと引きこもってる」
戦士「そうなの!? つーか長生きだな魔王って……」
魔法使い「引きこもってるってあれからずっと? 確かにいっぺんお仕置きしたら大人しくなっちゃったけどねぇ……」
魔王「よほど怖い思いをしたのだろうな。それに勇者と戦うまでは負け知らずで魔物達に祭り上げられていたから打たれ弱いのだ」
勇者「温室育ちか魔王」
戦士「それでいきなりの敗北が勇者相手じゃあ心も折れるわな」
初代勇者「俺の事よく知らないくせに言うねぇ」
戦士「少なくとも俺の想像より酷い目に遭わされたんだろうとは思ってる」
魔王「今でも初代勇者の話をすると恐怖に震えて涙を零すほど……」
戦士「数百年にも及ぶトラウマ!?」
初代勇者「……決めた。んじゃその魔王に会いに行ってやろーじゃん」
魔法使い「とっくに死んでるはずなんだからビックリしちゃうわね♪」
魔王「やめろショックの余り心臓止まる!」
勇者「俺も気になるな、その先代の魔王とやらが」
初代勇者「最初はいきがってたけど怯えるとこが小動物みたいでかわいいよ~」
戦士「魔王を小動物扱い……」
魔王「魔王なんかよりよっぽど恐ろしい奴が来てしまった……」
???「ん、お前なんか魔王に似てるな」
魔王「似てるも何も我は魔王だが……お前が言っているのは恐らく我の先代にあたる魔王の事だな」
戦士「え、お前等の他に魔王いたの? 親父さん?」
魔王「我ら魔王に親も血縁も何もない。ある日突然魔界の奥地で生まれ落ちるのだ」
大魔王「うはwこんなのと血ぃ繋がってたらやだよねーwウケルーwww」
魔王「妙な喋り方するな。それにむしろこっちのセリフだ」
勇者「自然発生するのか魔王って」
戦士「サラッととんでもない事実を知った気がするけど、初代勇者が活躍したのって確か何百年も前の話じゃあ……」
???「何百年?」
戦士「一応これが今の勇者で、そっちが魔王と大魔王」
勇者「一応これとはなんだ一応これとは」
???「へぇ、じゃあ俺の遠い子孫ってこと?」
???「言われてみれば勇者に似てるかも♪」
???「え、そう? でもほらここなんかは君に似てると思うよ魔法使い」
???「やだもう勇者ったら☆」
魔王「時空を超えてバカップルがやってきた!!」
戦士「名前表示ややこしっ!」
???「確かにややこしいね。魔法使いは魔法使いでいいとして、俺の事は……」
戦士「俺の事は?」
偉大なる勇者伝説の始まりビバ初代様「……これでいいかな?」
戦士「長ぇよ!!」
初代勇者「ちぇー」
勇者「とんでもない奴が来たな」
魔王「いや流石お前の先祖だと思ったが」
初代勇者「いやぁ照れるなぁ♪」
魔王「誉めていない」
戦士「つーかどうするんだこの事態……」
魔法使い「そうねぇ、帰り方もわかんないし……」
初代勇者「ま、来ちゃったもんは仕方ないよ。とりあえず観光でもしようかな~新婚旅行が未来の世界ってのも悪くないじゃない?」
魔法使い「きゃっ、勇者ったらもう☆」
戦士「やべぇこれ俺一人じゃ捌ききれねぇぞ」
魔王「微力ながら我も手伝うから挫けるな戦士」
初代勇者「って普通に魔王と人間がなれ合ってるところを見ると、この世界も平和って事かな?」
勇者「こいつらに数回乱されたがな」
魔王「お前も一回こっちサイドに来ただろうが」
初代勇者「ふーん……今魔界ってどうなってるの?俺たちが知ってる魔王は?」
魔王「お前に苛められたトラウマでずっと引きこもってる」
戦士「そうなの!? つーか長生きだな魔王って……」
魔法使い「引きこもってるってあれからずっと? 確かにいっぺんお仕置きしたら大人しくなっちゃったけどねぇ……」
魔王「よほど怖い思いをしたのだろうな。それに勇者と戦うまでは負け知らずで魔物達に祭り上げられていたから打たれ弱いのだ」
勇者「温室育ちか魔王」
戦士「それでいきなりの敗北が勇者相手じゃあ心も折れるわな」
初代勇者「俺の事よく知らないくせに言うねぇ」
戦士「少なくとも俺の想像より酷い目に遭わされたんだろうとは思ってる」
魔王「今でも初代勇者の話をすると恐怖に震えて涙を零すほど……」
戦士「数百年にも及ぶトラウマ!?」
初代勇者「……決めた。んじゃその魔王に会いに行ってやろーじゃん」
魔法使い「とっくに死んでるはずなんだからビックリしちゃうわね♪」
魔王「やめろショックの余り心臓止まる!」
勇者「俺も気になるな、その先代の魔王とやらが」
初代勇者「最初はいきがってたけど怯えるとこが小動物みたいでかわいいよ~」
戦士「魔王を小動物扱い……」
魔王「魔王なんかよりよっぽど恐ろしい奴が来てしまった……」