元祖勇者S物語
~伝説のはじまり~
遥か昔……
この世界は魔王により侵略され、危機にさらされていた。
このまま滅びを迎えるのを待つだけだと思われていた矢先に立ち上がったのは一人の若者。
勇ましき者……"勇者"と呼ばれた彼は仲間を連れて魔王の城へ向けて旅立つ。
勇者「そういう訳で生意気な魔王をシメに行くんだけど一緒に行きたい人~?」
魔法使い「はぁ~い♪」
戦士「軽っ!」
それは、苦難に満ちた険しい道程……
魔法使い「勇者~扉に仕掛けがあって開かないんだけど~」
勇者「よし壊そう」
戦士「躊躇ゼロ!? 仕掛け解けば開くだろ!」
勇者「誰が馬鹿正直に解くとでも? 俺は一秒でも煩わされたくないんだよねぇ」
魔法使い「くすっ、勇者ったらせっかちさん☆」
戦士「全国のRPGゲーマーとこのダンジョンに謝れぇぇぇ!!」
苦難に満ちた、険しい……?
勇者「さぁ~ガンガンいこうぜ! 泣き叫べ魔物ども!」
魔法使い「勇者様のお通りよ! 悲鳴のハーモニーで出迎えなさ~い♪」
戦士「もうどっちが悪だか……」
勇者「何を言っているんだ戦士? 勇者は俺、魔王は悪! イコール俺が正義だよ☆」
魔法使い「きゃ~♪ 勇者カッコいい~☆」
戦士「間違ってる……間違ってるぞこんな正義は……」
……訂正。
約一名にとって苦難に満ちた険しい旅路となるのだった。
遥か昔……
この世界は魔王により侵略され、危機にさらされていた。
このまま滅びを迎えるのを待つだけだと思われていた矢先に立ち上がったのは一人の若者。
勇ましき者……"勇者"と呼ばれた彼は仲間を連れて魔王の城へ向けて旅立つ。
勇者「そういう訳で生意気な魔王をシメに行くんだけど一緒に行きたい人~?」
魔法使い「はぁ~い♪」
戦士「軽っ!」
それは、苦難に満ちた険しい道程……
魔法使い「勇者~扉に仕掛けがあって開かないんだけど~」
勇者「よし壊そう」
戦士「躊躇ゼロ!? 仕掛け解けば開くだろ!」
勇者「誰が馬鹿正直に解くとでも? 俺は一秒でも煩わされたくないんだよねぇ」
魔法使い「くすっ、勇者ったらせっかちさん☆」
戦士「全国のRPGゲーマーとこのダンジョンに謝れぇぇぇ!!」
苦難に満ちた、険しい……?
勇者「さぁ~ガンガンいこうぜ! 泣き叫べ魔物ども!」
魔法使い「勇者様のお通りよ! 悲鳴のハーモニーで出迎えなさ~い♪」
戦士「もうどっちが悪だか……」
勇者「何を言っているんだ戦士? 勇者は俺、魔王は悪! イコール俺が正義だよ☆」
魔法使い「きゃ~♪ 勇者カッコいい~☆」
戦士「間違ってる……間違ってるぞこんな正義は……」
……訂正。
約一名にとって苦難に満ちた険しい旅路となるのだった。