勇者S物語5
~Sの血~
数度訪れた魔王達の脅威も去り、平和な町で暮らす勇者と戦士。
勇者「おい戦士、味噌汁が濃いぞ」
戦士「お姑さんかお前は! ったく、平和になったはいいものの毎日毎日だらけてばかり……お前もたまにはメシ作れよ!!」
勇者「はたらいたら まけだと おもっている」
戦士「アンタって子はァァァァッ!!」
……もはや彼等についての説明は不要だろう。
詳しくは過去の勇者S物語シリーズを読んでねっ♪
勇者「宣伝乙」
戦士「ナレーションさぼるなよ」
さて、そんな彼等の元にはいつも変わった客人がやって来る。
魔王「勇者……また戦士を困らせているのか」
かつて世界を滅ぼそうとしたが勇者(見学)と戦士により倒され改心した魔王と、
大魔王「勇者様ぁー! ああ今日も冷ややかな瞳がゾクゾクするっ」
かつて(略)で勇者の手により間違った方向に改心させられた大魔王。
勇者「また来たのか、メシならやらんぞ」
魔王「先刻味付けに文句を言ってはいなかったか?」
戦士「そうだぞ勇者、みんなで食べた方が美味いって」
と、いつもの調子で賑やかになっていく勇者の家の食卓。
魔王「これ、うちの近くにある魔の森で採れた果物だ。良ければ食べてくれ」
戦士「お、ありがとな魔王」
ご近所付き合いのノリでほのぼのしていたそこに、嵐はやって来るのだった。
???「勇者!」
勇者「げ、この声は……」
ツインテールの女の子が現れた!
???「魔物みたいに言わないでちょうだい」
勇者「似たようなモノだろう、歩く迷惑旋風め」
魔王「貴様が言えた事か……しかしこの少女、勇者と知り合いのようだな」
大魔王「まさか彼女!? 余というモノがありながらッ!」
大魔王は混乱している!
戦士「……えーと、勇者、説明してくれ」
勇者「まずコレは俺の彼女なんかじゃない。気色悪過ぎて想像しただけで反吐が出る」
???「勝手に想像しないでくれる? まぁ所詮アンタの想像力じゃこの超絶美少女の魅力を再現しきれないだろうけど」
勇者「この一見起きているようで寝言を吐かす馬鹿女は不本意ながら俺の妹だ」
???「不本意なのはこっちのセリフよ!」
………
『えぇぇぇぇぇっ!?』
「「あーうるさいうるさい」」
突然やって来た嵐……
それは、勇者の妹だった。
魔王「表記は"勇者妹"で良いのか?」
戦士「そこが問題か」
数度訪れた魔王達の脅威も去り、平和な町で暮らす勇者と戦士。
勇者「おい戦士、味噌汁が濃いぞ」
戦士「お姑さんかお前は! ったく、平和になったはいいものの毎日毎日だらけてばかり……お前もたまにはメシ作れよ!!」
勇者「はたらいたら まけだと おもっている」
戦士「アンタって子はァァァァッ!!」
……もはや彼等についての説明は不要だろう。
詳しくは過去の勇者S物語シリーズを読んでねっ♪
勇者「宣伝乙」
戦士「ナレーションさぼるなよ」
さて、そんな彼等の元にはいつも変わった客人がやって来る。
魔王「勇者……また戦士を困らせているのか」
かつて世界を滅ぼそうとしたが勇者(見学)と戦士により倒され改心した魔王と、
大魔王「勇者様ぁー! ああ今日も冷ややかな瞳がゾクゾクするっ」
かつて(略)で勇者の手により間違った方向に改心させられた大魔王。
勇者「また来たのか、メシならやらんぞ」
魔王「先刻味付けに文句を言ってはいなかったか?」
戦士「そうだぞ勇者、みんなで食べた方が美味いって」
と、いつもの調子で賑やかになっていく勇者の家の食卓。
魔王「これ、うちの近くにある魔の森で採れた果物だ。良ければ食べてくれ」
戦士「お、ありがとな魔王」
ご近所付き合いのノリでほのぼのしていたそこに、嵐はやって来るのだった。
???「勇者!」
勇者「げ、この声は……」
ツインテールの女の子が現れた!
???「魔物みたいに言わないでちょうだい」
勇者「似たようなモノだろう、歩く迷惑旋風め」
魔王「貴様が言えた事か……しかしこの少女、勇者と知り合いのようだな」
大魔王「まさか彼女!? 余というモノがありながらッ!」
大魔王は混乱している!
戦士「……えーと、勇者、説明してくれ」
勇者「まずコレは俺の彼女なんかじゃない。気色悪過ぎて想像しただけで反吐が出る」
???「勝手に想像しないでくれる? まぁ所詮アンタの想像力じゃこの超絶美少女の魅力を再現しきれないだろうけど」
勇者「この一見起きているようで寝言を吐かす馬鹿女は不本意ながら俺の妹だ」
???「不本意なのはこっちのセリフよ!」
………
『えぇぇぇぇぇっ!?』
「「あーうるさいうるさい」」
突然やって来た嵐……
それは、勇者の妹だった。
魔王「表記は"勇者妹"で良いのか?」
戦士「そこが問題か」