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いつでもどこでも
白「はっくしゅんっ!」
『…白石さん、花粉症ツラそうですね』
白「うん……今年からなってしもうて、毎日ほんま嫌やわ。折角のデートやのにマスクで堪忍な」
『気にしないで下さい…っそんな大変な時に、東京まで来て下さってありがとうございます』
白「それは当たり前やから!りんちゃんと会えるのずっと楽しみにしとったし、」
『!わ、私も…ずっとずっと、楽しみにしてました』
白「~~~っっああ、キスしたい……」
『ふぇ!?///』
白「せやけど、アカン……」
『え、どうして…?』
白「っ俺、鼻かみすぎて真っ赤やし、鼻水でぐちゃぐちゃな気ぃする」
『そんなこと…っ(全然気にならないけど、伝えたらすごくキスしたい子みたいで、恥ずかしい…)』
白「りんちゃん?」
『そ、そういえば、この間菊丸先輩も同じこと言ってました』
白「菊丸くんも花粉症なん?」
『そうみたいです。ティッシュ忘れちゃったらしくて、鼻かんであげて…』
白「そうそう、ティッシュの使用量が半端なくて………って、鼻かんであげたん!?」
『?は、はい』ビクッ
白「それは一体どういう状況で?」
『えっと、菊丸先輩の両手が塞がってて、鼻かめなそうだったので、』
白「(それでもアカンやろ…っかんじゃアカン!菊丸くん高校生なんやで?自分の鼻水くらい自分で処理させへんと!)」←心の声
『あの、白石さん…?』
白「あんなぁりんちゃん……もし俺が鼻かんで欲しい言うたら、してくれるん?」
『!えっ』
白「ほら、困る『はい』ええ!良いん??」
『?白石さんツラそうですし、私ポケットティッシュ持ってますよ』
白「じゃ、じゃあ……お願いします」
『はい!』
白「……………」←マスク取ってる
『………………』
白「……あの、りんさん?」
『っや、やっぱり自分でかんで下さい…!』
白「!どうして、」
かっこ良すぎて無理です
(?え、かっこ良いって…)
(今日、白石さんずっとマスクしてたから、)
(せやけど、今酷い顔してるやろ?)
(!してないです、かっこ良いです…///)
((…………オカン、この顔に生んでくれてありがとう))
***
白「謙也…好きな子に褒められるって、こんなに嬉しいんやな」
謙「ああ、良かったな。俺、マスクでそこまでイチャつける奴ら初めて見たわ」
↑後日の白石と謙也の会話。
りんちゃんは面食いではないですが、白石さんの顔も大好きなんです。
たとえ鼻水を垂らしててもかっこ良く見えてそう…!
