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ケイン誕生日.2026

2026/02/26 18:36
シュテクロ
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ケイン誕生日おめでとう✂️
おめかしはチャイナドレススタイルです。

2024年にお祝い絵を描いたことがあり、これは今でもお気に入りのイラストです。
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ケインはカロンと敵対する悪役ポジションの少年で、世界の崩壊こそが救済だと信じて疑わずに人々を殺していきます。また、カロンのことを「片割れ」と呼び、異様なほどに執着しています。

一見すると悪役お決まりの狂気的なキャラクターのようですが、普段は人当たりがよく世話焼きなお兄さんで、周りを引っ張っていく力を持っています。常識的なので周囲に振り回されることもしばしばありますが、明るく懐が広いので笑って許してくれる快活さが爽やかな人です。

世界の破壊を望む狂気と頼りがいのあるお兄さんらしさの二面性が彼のアンバランスさをより一層深めますが、八周年記念の短編関連ブログにも書いた通り、ケインは元々ヒーローとして生まれた少年であり、悪役としての設定は打ち切りとして無理矢理つけられたものでした。

彼が世界を壊すことこそが救済だと信じているのは、創造主ワゾブルーが闇堕ちエンドを望んだからと、ケインの意思がどうこうというよりも、創造物に対してかなりメタ的な意味合いが大きいです。
ケイン自身は打ち切りがバットエンドだなんて思っていませんし、そもそも自分が闇堕ちしたことにすら気づいていません。

彼はワゾブルーから与えられた愛情の全てを信頼していますし、自分を生み出してくれた彼のためなら何だってしてあげたいと願います。ですがこの無垢なる祈りが、ケインを残酷な因果から逃しません。
彼はワゾブルーがそう望んだから、祝福や恩を返すように、与えられた大切な色を纏って生きているだけです。

ですが、本編中での彼の行いは決して「ヒーロー」がするようなことではなく、誰から見ても「悪役」でしかありません。
都合よく悪役としての運命を授けられた彼がどれだけ努力しても、何もかも悪い方向に転がります。
そしてケインのことをヒーローとして名前を呼んでくれる人も、この世界には一人もいません。

人々を救う役目を果たすために生まれた主人公であるケインにとって、この悲惨な事実は受け止めきれるものではなく、本編中でも激しく苦しみ、何よりも悲しみます。彼が周りの人々を愛して救ってあげたいという気持ちは、この世界に生まれた瞬間から本物でしたから。

ケインがカロンと共にこの世界を救わなければならないと必死な理由や、まず現実世界に実体化しているのは何故なのか…など疑問点は幾つかありますが、これに関しては説明し出すとややこしく長いので、ぜひいつかの本編で見ていただけたら…と思います。

ヴィランはケインの誕生日を知らないので、今回のお祝いイラストの絵は、まだ彼が物語の中のヒーローであったときに、その他の登場人物たちからお祝いされている様子…のつもりで描いてみました。
ケインの登場する物語はファンタジー冒険譚で、彼にとって大切な旅仲間と共に人生を歩んできたので、きっとめでたいパーティーの中心でいっぱいお祝いされているはずです。

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