情炎 -M×C ver-
ベッドに腰掛けた途端、二人の間に甘く艶 めいた空気が漂い始めた。
抱き合い、唇を触れ合わせる軽いキスから、深く濃厚なキスへ。舌を絡め、歯列をなぞり、唾液を交わす。漏れ出る熱い吐息と湿った音が室内に響き、相手の全てを欲する気持ちが高まって行く。
顔を離し抱き合ったまま見つめ合うと、じっとりと熱を帯びた瞳がそこにあった。マイクロトフの暗茶色の、カミューの琥珀色の瞳に情欲の炎が燃え盛り、互いへ強い欲を抱いていることが伝わってくる。
(初めて抱かれた時にも思ったが……普段は素朴で落ち着いた色をしているからこそ、こういう時の飢えた獣のようなぎらついた目がたまらないな)
(ああ……綺麗だな。まるで燃え盛る炎そのもののようだ。こんな目をするこいつは、恋仲になってからしか見たことがない。伊達にその身に火の力を宿しているわけではないんだな)
もうしばらくその瞳に宿る〝光〟を見ていたい気もしたが、既に体が途轍もなく火照り、早くこの先へ、もっとこの男が欲しい、全身でその熱を感じ溺れてしまいたいという欲望がはちきれんばかりに膨らんでいる。
無論、それに抗える二人ではない。ぎらついた目をしたままゆっくりと覆い被さってきたマイクロトフの広い背にカミューは待ち侘びていたとでも言うかのように両腕を回し、恋人の大きな手に肉体のそこかしこを弄 られ甘い吐息を漏らしながら、再び熱い口付けを交わしたのだった。
抱き合い、唇を触れ合わせる軽いキスから、深く濃厚なキスへ。舌を絡め、歯列をなぞり、唾液を交わす。漏れ出る熱い吐息と湿った音が室内に響き、相手の全てを欲する気持ちが高まって行く。
顔を離し抱き合ったまま見つめ合うと、じっとりと熱を帯びた瞳がそこにあった。マイクロトフの暗茶色の、カミューの琥珀色の瞳に情欲の炎が燃え盛り、互いへ強い欲を抱いていることが伝わってくる。
(初めて抱かれた時にも思ったが……普段は素朴で落ち着いた色をしているからこそ、こういう時の飢えた獣のようなぎらついた目がたまらないな)
(ああ……綺麗だな。まるで燃え盛る炎そのもののようだ。こんな目をするこいつは、恋仲になってからしか見たことがない。伊達にその身に火の力を宿しているわけではないんだな)
もうしばらくその瞳に宿る〝光〟を見ていたい気もしたが、既に体が途轍もなく火照り、早くこの先へ、もっとこの男が欲しい、全身でその熱を感じ溺れてしまいたいという欲望がはちきれんばかりに膨らんでいる。
無論、それに抗える二人ではない。ぎらついた目をしたままゆっくりと覆い被さってきたマイクロトフの広い背にカミューは待ち侘びていたとでも言うかのように両腕を回し、恋人の大きな手に肉体のそこかしこを
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