【鵜久森ミナト】

  • 自惚れconceit
  • (数年前)

  • 鵜久森 ミナト

    「悪いけど身の程を知りなよ、ボクは弱い奴は大嫌いなんだよ…!」

     あの頃のボクは"強さ"の意味を履き違え、粗暴に振る舞い、皆から嫌われていた。

    「ボクより強い人間なんて居るはずが無い」

     "あの二人"に会うまではそんな考えしか無かった。

  • 一ノ瀬 蒼空

     2666(光復十八)年、一学期。

    当時、中等学校2年生だった鵜久森ミナトは、同い年の双子、松山なつき・いつき姉妹と出逢った。

    弱肉強食の鬼畜生地獄を戦い抜いて来た彼女らは、海賊の襲撃などで混迷する四国の平和を取り戻すため、義勇兵チーム「サイドワインダー」を結成した。

    やがて彼女達は、南海道を代表する陸海空軍へと成長し、鵜久森ミナトが、その空戦隊長を務める事になった…。

  • 【提督にオラァ!される寸前の危機に駆け付けた鵜久森ミナト】

  •  そして、あれから数年後…。

  • 一ノ瀬 蒼空

    「…っ!(刀も折れた…銃も弾切れ…能力再使用まで時間がっ…もうダメ…はここで…っ!)」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「いやっ…誰かっ…誰か助けてっ!!」

  • 東山 備中

    「可愛い娘は孕ませないとねぇ〜♪(はぁと)」

  • 東山 備中

    「ぎぇああああ!!!!」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「あ、あれ…?」

  • 鵜久森 ミナト

    「キミっ! 大丈夫っ?! 何もされなかった!?」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「み、ミナト大尉っ…」

  • 松山 なつき

    「大丈夫? 何もされてない?」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「はい…大丈夫です…」

  • 鵜久森 ミナト

    「ボク達が来るまで良く耐えたね、後は任せて」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「あ、ありがとう御座います…」

  • 松山 いつき

    「そこのあなた、弱い者イジメは良くないよ?」

  • 東山 備中

    「(処女を無理矢理奪っては)いかんのか?」

  • 鵜久森 ミナト

    「ボクはキミを許さないよ…!(ビッチをミンチに)」

  •  その後、例の提督は、ミナトちゃんの手でサイコロステーキにされましたとさ。

  • 一ノ瀬 蒼空

    (汚いサイコロステーキだ)

  • 今日もサイドワインダー松山基地に朝が来た
  •  通常のサイレンでは、空襲警報・緊急発進と誤認される恐れがあるので、サイドワインダー伊予松山基地の時報には、楽曲を自動演奏する「音楽サイレン」が採用されている。

    音楽サイレンの時報は6時・12時・15時・17時の4回に流れる事が多く、それぞれ異なる曲が再生される。

    例えば、朝6時の音楽サイレンは、18世紀ドイツ(神聖ローマ帝国)の詩から作曲された『野薔薇』である。

  • 鵜久森 ミナト

    「…と言うわけで、ようこそ新任士官ちゃん! キミも今日から、我らサイドワインダーの隊員だよ! 基地での一日を教えてあげるから、一緒に付いて来てね! 最後まで頑張ってくれたら、ボクが褒賞をあげるかも…♪」

  •  午前6時、音楽サイレン『野薔薇』の音色が響き渡る頃、サイドワインダー伊予松山基地の朝は始まる。

    訓練生・士官・幹部らは2分以内に遅れず、正面玄関前に集合しなければならない。

    総員点呼の後、準備体操、そして隊旗の掲揚、最後に「掛け声」を全員で叫び、サイドワインダーの一日が始まる。

  • 鵜久森 ミナト

    「戻れ!」

  • 鷺原 イズミ

    「「「「「「はい!!」」」」」」

  • (集合からの)

  • 鵜久森 ミナト

    「すぅ…掛け声いくよ!!(大声)」

  • 松山 いつき

    「「「「「「はい!!」」」」」」

  • 鵜久森 ミナト

    「誰よりも血を流し、誰よりも涙を流し、誰よりも四国と瀬戸内を愛し、戦う覚悟を備え、我が隊の誇りと想いを胸に、倒すべきに行かんとする我ら、私達は誰だ!?」

  • 松山 なつき

    「「「「「「サイドワインダー!!」」」」」」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「「「「「「おおおおぉぉぉぉ!!!!」」」」」」

  • 多々羅大橋防衛戦
  •  2669(光復二十一)年4月、瀬戸内海は未曽有の大きな戦禍に襲われた。

    国際関係の激変により、九州の「日本帝国」と、中國地方の「山陽軍閥」が武力衝突し、全面戦争へと突入したのである。

    九州・山陽の双方と交流して来た四国は、中立を宣言した。

  • ところが…開戦の混乱に乗じて、例の盗賊「虚人東山」が(また)出現し、伊予今治いまばり備後びんご尾道おのみちを結ぶ、芸予諸島の西瀬戸連絡橋に進軍中との速報が届いた。

    日課の朝礼を早急に済ませ、指令室へと移動したサイドワインダーの皆を前に、鵜久森ミナト大尉が作戦を説明する。

  • 鵜久森 ミナト

    「作戦を説明するよ、今回の任務は伊予大三島おおみしまと安芸生口いくち島を結ぶ最重要連絡橋、多々羅大橋を死守する事だよ。情報によるとあのビッチ達が多々羅大橋を破壊して、安芸と伊予の補給路を断とうとしている。私達の任務は、このビッチ達を撃滅し、多々羅大橋を守り抜く事! 以上!!」

  •  伊予松山・讃岐高松・阿波徳島・土佐高知の各基地は、敵軍の侵入を探知するための「早期警戒機アドバンスホークアイE-2D」を2機ずつ計8機、保有している。

    早期警戒機は常に4機が飛んでいて、残り4機はトラブルシューティングに備えて待機している。

    このうち松山基地の早期警戒機は九州と西中國地方の空域、高松基地のは東中國地方と近畿の空域を監視する事もある。

  • 﨔木 長門守 夜慧

    《コンディション、オールグリーン》

  • 鵜久森 ミナト

    《了解、ハンターⅠ、目標(東山備中)を駆逐する!》

  • 松山 なつき

    「ハンターⅡ、交戦!」

  • 松山 いつき

    「ハンターⅢ、交戦してあげる!」

  • 鷺原 イズミ

    「ハンターⅣ、交戦しますっ!」

  •  鵜久森ミナト隊長の「ストライクイーグルF-15E」、松山なつき副隊長の「バイパーゼロF-2A」、松山いつきの「スーパーホーネットF/A-18E」、鷺原イズミの「スーパートムキャットF-14D」が次々と戦闘を開始!

  • 鵜久森 ミナト

    「…五番機ちゃん、次はキミだよ?」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「は…はい! ハンターⅤ、交戦!」

  •  四国4県が2機ずつ保有する早期警戒機8機のほかに、松山基地と徳島基地は「空中警戒管制機E-767」を各1機ずつ計2機、導入・運用している。

    空中管制機とは、旅客機を改造してレーダーを搭載し、上空から戦闘を解析・指揮するシステムを持つ機体である。

  • この管制機は高額なので、日本帝国総督府や国際刑事警察委員会の機体を共同利用し、四国のみならず九州と中國・近畿の任務にも出撃している。

  • 﨔木 長門守 夜慧

    「…敵艦隊、あと1隻!」

  • 鵜久森 ミナト

    「最後の1隻、撃沈確認! 五番機ちゃん…いやハンターⅤ、お見事だよ!」

  •  鵜久森大尉を隊長とするサイドワインダー伊予の空戦隊、通称「石鎚いしづち天狗ハンター中隊」は、芸予諸島の海上にて東山備中が率いる虚人東山軍の艦船を撃沈し、西瀬戸連絡橋の防衛に成功した。

  • サイドワインダーの数字アレコレ
  • 鵜久森 ミナト

    「9125回…これは、なんの数字だと思う? サイドワインダーの基地一つが、1年間でスクランブル発進した回数だよ」

  •  サイドワインダーに入隊し、士官に成った隊員は必ず遺書を書かなくてはならない。

    例えば訓練や任務、東山備中との戦闘などで命を落としたり、東山備中に穢され最悪自ら命を絶つ事もあるからだ。

  • 鵜久森 ミナト

    「じゃあ、これは分かる? 268人…これは3年間での自決者を含む殉職者の人数だよ。自決者は全て…東山備中に蹂躙されてしまった隊員だよ」

  •  任務や戦闘、そして東山備中に穢され、志半ばで命を絶った隊員の慰霊碑が各基地に建立されており、隊員は毎日訓練や任務に出る前には必ず手を合わせている。

  • サイドワインダー伊予松山基地 戦没者慰霊碑
    『悲劇に遭った魂よ、健やかに天に昇って下さい』

  • 鵜久森 ミナト

    「こっちは、かつて四国の臨時政府があり、内乱の激戦地と化した讃岐の犠牲者だよ…」

  • サイドワインダー讃岐高松基地 戦没者慰霊碑
    『悲劇の御霊よ、どうか安らかに眠って下さい』

  •  四国は、中央構造線の四国山地で南北に分けられるが、北四国(伊予・讃岐)の犠牲者が多いのは、瀬戸内海に面し、海賊の襲撃を受け易かったからである。

    その受難を堪え忍んだ末に、本州連絡橋の再建を成し遂げた今、伊予松山と讃岐高松は、サイドワインダーで1・2位を争うほどの、高い練度を誇る基地へと成長している。

  • 険しい地形に阻まれた南四国の阿波徳島・土佐高知基地は、北部よりは復興が遅れているものの、実力が拮抗している。

  • 鵜久森 ミナト

    「今のところ、ボクら松山基地が一番、その次が高松基地で、徳島と高知は同じぐらいだね。どの基地も皆、東山備中の軍団を確実に撃滅できる防衛を目指しているよ」

  • 雰囲気が違う理由
  •  午前課業終了時刻を知らせる正午12時の音楽サイレンには、19世紀オーストリア帝国の『冬の旅 菩提樹ボダイジュ』が奏でられる。

  • 【食堂】
  • 美保関 少弐 天満

    「隊長ー」

  • 鵜久森 ミナト

    「?」

  • 美保関 少弐 天満

    「今日の一ノ瀬さん、どうしたのかな?」

  • 鵜久森 ミナト

    一ノ瀬さん?」

  • 美保関 少弐 天満

    「ほら、あれだよ」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「…(。・・。)ぼぉ~」

  • 美保関 少弐 天満

    「やっぱり可愛いよね一ノ瀬さん、特にあのennuiな表情がさー」

  • 鵜久森 ミナト

    「あー…(いや、アレは多分…てかennuiって感じなの…?)」

  • 【ミナトの回想】
  • 禅定門 念々佳

    「大丈夫ですか?」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「うー…」

  • 【現時点】
  • 美保関 少弐 天満

    「あたし、ちょっと話してみる! 土日空いてるかな?」

  • 鵜久森 ミナト

    「やめときなよー」

  • 美保関 少弐 天満

    「なんで?」

  • 鵜久森 ミナト

    「あの子に下手に近付くと、物を投げ付けられたりするから…」

  • 美保関 少弐 天満

    「えっ嘘?!」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「ヴ?…(二日目はしんどい…腹痛・腰痛・頭痛の三重苦)」

  • 鵜久森 ミナト

    「…(ホットミルクティーを置く)」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「あ、ミナトさんっ…」

  • 鵜久森 ミナト

    「お腹痛いんでしょ? 冷やすと良くないよ(上着も着せる)」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「あ、ありがとう御座います…///」

  • 戦うアイドル
  •  サイドワインダーの隊員達は、四国の初等学童(特に女子)達の憧れである。

  • 「私、松山なつきさんに憧れてるの! かっこいいしキレイだし!」

  • 「私は…隊長の鵜久森ミナトさんっ! レーザー剣の二刀流で、あの備中達を一人で倒しちゃうんだもんっ!」

  •  基地のイベントでは各隊員のサイン入りブロマイドが販売されており、松山姉妹と鵜久森ミナト隊長が一番の売れ筋だそう。

  • 松山 なつき

    「アタシ達の肖像写真がこんなに売れるなんて、さすがに少し照れるよね…」

  • 鵜久森 ミナト

    「もしキミが買ってくれるなら…キミはボク達の、どんな姿を見たい?」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「…えぇっと、それは…///」

  • 松山 いつき

    「あなたは私達の、どんな格好を想像しているのかな~?」

  • 神田エルンスト遊火

    「…どうせ売るなら、もっと下着を魅せたほうが…」

  • 花月地院 陽成

    「エルンスト、聞こえているぞ…」

  •  敵軍の侵入は、未然に阻止できれば最善だが、万が一にも上陸されてしまった事態を想定し、四国の集落(特に都市)は、ある種の総力戦体制を構築している。

    具体的には…電柱に対空砲を装着したり、ガトリング搭載バットを持参させたり、ランドセルやバッグにミサイル発射機を仕込んだり…等々。

    初等学校の児童達も、敵襲に備えた防空教育を受けている。

  • 航空母艦 マーシャル

    「ビッチを見たら、すぐに対ビッチミサイルを撃ちましょう」

  • 「はーい」

  • 東山 備中

    「あ、可愛いJS見っけぇ!」

  • 「で、出たぁ!(対ビッチミサイル発射)」

  • 東山 備中

    「(小学生がそんな物騒なもの持っちゃ)いかんでしょ!?」

  • 虚人東山軍の備中容疑者は、初等学童の(可愛い見た目に反した)エグい迎撃により、その場で死刑執行され無事に即死した。

    なお、週末のrespawnには間に合う模様。

  • サイドワインダー隊員に聞いてみた!
  • ハーブキャンディー・ガム篇
  •  19世紀ガリア(フランス第三共和国)の『アラベスク』が流れたら15時、午後課業終了時刻である。

  • 鵜久森 ミナト

    「キミ、一日お疲れ様! 新任士官なのに、多々羅大橋での実戦に飛び入り参加してくれて、今日は特に疲れたでしょ? お礼を込めて、基地の購買部を案内してあげるよ。お勧めのハーブ菓子、一緒に食べよっ!」

  •  サイドワインダーの基地は、実戦に出撃するだけでなく、寮生活しながら軍隊教育を修める「士官学園」で、所属する学徒は候補生・士官・幹部に大別される。

    「訓練候補生」はセーラー服を着用し、初等5・6年~中等1年生が多い。

    「士官」は灰色ブレザーで、主に中等2・3年生。

  • そして高等1~3年生には、黒ブレザーと「幹部」資格が与えられる。

    20歳未満の学徒隊員が圧倒的に多く、飲酒・喫煙は少年兵の健康に悪いので、彼らも飲食できる嗜好品が人気である。

    例えば…お酒の代わりに炭酸飲料、煙草の代わりにキャンディー・チューインガムという具合。

  • 須崎グラティア優和

    「いらっしゃいませ~、 土佐湾室戸むろと岬の海洋深層水を入荷しましたよ~!」

  • 鵜久森 ミナト

    「あ、いつものをお願いします。キャンディーのライトニング、ガムはハードショットで!」

  •  サイドワインダー基地の購買部で販売されている、名物の一つ「ハーブキャンディー」は、蜂蜜味で数種類のハーブエキスが配合されており、少なくとも26種類の銘柄がある。

    もう一つの売れ筋「ハーブ・ミントガム」は、ミント味を始め10種類のハーブエキスが配合されており、ハーブキャンディー同様に複数の銘柄があり、特に風船ガムバージョンが人気。

  • 訓練生(セーラー服)や、一部のグレーブレザー士官には、ハーブキャンディー・ハーブガムが苦手な子達も居る。

  • 一ノ瀬 蒼空

    「好きなハーブキャンディーとガムの銘柄は?」

  • 松山 なつき

    「キャンディーなら『ハニーショット』、蜂蜜味で5種類のハーブ風味が特徴かな。ガムなら『ベリーアロー』、苺味でハーブ強めの風味がアクセントだね」

  • 松山 いつき

    「私は…キャンディーだと『インパルス』。純粋にハーブの風味を楽しめる、10種類のハーブエキスが配合されたキャンディーかな。ガムだと『ソニックブームバルーン』。レモン味で、10種類の風味が強いハーブを配合した風船ガムだよ」

  • 鵜久森 ミナト

    「ボクは…キャンディーだと『ライトニング』だね。10種類のハーブエキスを配合した、突き抜ける風味が特徴だよ。ガムだと『ハードショット』かな。ライトニングと同メーカーが作っているハーブガムで、ライトニングをガムにしたような風味だよ」

  • 須崎グラティア優和

    「毎度ありがとう御座いまーす」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「これがハーブキャンディーと、ミントガム…?」

  • 鵜久森 ミナト

    「キミも試して御覧。はい、あーんして♪」

  • 鵜久森ミナト大尉、姉妹を救う
  •  隊旗降納時刻である17時、最後の音楽サイレン『夕焼け小焼け』が鳴り響く中、基地の軍旗を降ろし、サイドワインダーの一日が終わる…と思いきや、民間人(中等1年と初等5年の姉妹)から救援要請!

    懲りずに復活しやがった某ビッチに追われ、身を震わせ隠れているとの電波無線を受信し、現場に最も近い鵜久森ミナト大尉が救助に向かった!

  • 「お姉ちゃん…怖いよ…」

  • 「…大丈夫、必ず助けが来るから」

  •  上陸した某ビッチに追われている姉妹、二人はスーパーのバックヤードの物置に隠れていた。

    両親は二人を逃すためにビッチの犠牲となり、「どこか隠れられる場所があるはず」と思い、近所のスーパーのバックヤードにある物置へと飛び込み、隠れる事にしたのだった。

  • 「お姉ちゃん…怖いよ…誰か助けに来ないかな…」

  • 「…大丈夫、私達はずっと一緒だから。もしあの海賊達に見付かっても…最期まで一緒だよ」

  •  ガンッ!

    ガンッ!!

  • 「!?」

  • 「っ…!(う、嘘っ?! 開かないようにしているのに…じ開けようとしている…!?)」

  • 「お姉ちゃん…怖いよぉっ…私達…あの怖い海賊さん達に…!」

  •  その刹那、誰かが何者かを蹴り飛ばす音が聞こえた。

    そして、ドア越しに声を掛けて来た。

  • 鵜久森 ミナト

    「大丈夫?! 誰か居るの!? 助けに来たよ!!」

  •  声の主が分からない中、姉は勇気を出し、扉を少し開けて問い掛けた。

  • 「あ…あなたは誰ですか…?」

  • 鵜久森 ミナト

    「ボクはサイドワインダーの隊員、鵜久森ミナトだよ! キミ達を助けに来たんだ!!」

  • 「さっきドアを抉じ開けようとしてたのって…」

  • 鵜久森 ミナト

    「あー…あのビッチだね? 大丈夫! ボクがやっつけたから! ほら、出ておいで♪」

  •  姉妹はドアを開けてミナトに駆け寄った。

    そして二人はミナトの腕の中に飛び込み号泣した。

  • 「うぇぇぇ〜ん!! 怖かったよぉぉぉ〜!!」

  • 「もしお姉さんが助けに来てくれなかったら…私達…今頃…っ」

  • 鵜久森 ミナト

    「よしよし…もう大丈夫…♪(こんな姉妹にまで手を出すなんて…本当に救いようの無いド畜生だよ…!!)」

  • 東山 備中

    「(男を男の娘にして孕ませては)いかんのか?」

  • 鵜久森 ミナト

    「ぶっ□すよ(真顔)」

  • 東山 備中

    「発育良過ぎるボディーを頂きm」

  • 鵜久森 ミナト

    「寄るな、ド畜生(サイコロカット)」

  •  かくしてビッチ海賊は、無事サイコロビッチに転生した。

    なお、もう間に合わん模様。

  •  鵜久森大尉が友軍に合流すると、関東の軍需産業から四国に派遣された参謀の土御門綺音が、やや機嫌の悪い猫みたいな顔で歩み寄って来た。

  • 安倍 土御門 綺音

    「ミナトしゃーん! また無茶な事やってレーザー剣を壊したにゃ~!?」

  • 鵜久森 ミナト

    「ごめんごめん…後でチュ□ルあげるから♪(あご撫でながら)」

  • 安倍 土御門 綺音

    「しょ、しょんな物でアタシを釣ろうにゃんて…(ゴロンゴロン)」

  • (松山基地 隊員寮のミナトの部屋)
  • 一ノ瀬 蒼空

    「…♪(ミナトの部屋で炬燵こたつに入ってテレビ見ている)」

  • 鵜久森 ミナト

    蒼空ちゃん…キミね、ボクの部屋で、我が物顔でテレビ見てくつろぐのはあまり良くないよ」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「だってが今いるお部屋にテレビが無いんですもの…」

  •  もちろん、非番の時は外出も許可されているし、外出も門限までに戻れば大丈夫だが、最低限の武器の携帯は必須。

  • 鵜久森 ミナト

    「どうしたの?」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「ミナト隊長っ…わ、と…一緒に外出デートして下さいっ!」

  • 鵜久森 ミナト

    「どうしたの? やぶから棒に」

  • 一ノ瀬 蒼空

    …隊長と一緒に外出したくて…ダメ…ですか?」

  • 鵜久森 ミナト

    「いいよ♪ 二人分の外出許可貰ってるから」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「やった!」

  • ミナトちゃんは誘い攻め
  • 鵜久森 ミナト

    「良く来たね…♪ ほら…おいで(ベッドに横になり誘う)」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「ふえっ…/// み、ミナト隊長っ…///」

  • 鵜久森 ミナト

    「キミの全てをボクに預けて…♪」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「はい…///」

  • 一ノ瀬 蒼空

    「はぅぅ…///(…ミナト隊長に抱かれてる…/// なんだかあったかくてふわふわする…/// このままミナト隊長に溺れたい…///)」

  • 鵜久森 ミナト

    「…落ちたね♪」

  •  12月31日の23時50分には、手動操作で18世紀カレドニア(スコットランド)の民謡『蛍の光』が流れ、この最後の音楽サイレンを以てサイドワインダー松山基地の一日、そして南海道四国の一年が終わる。

  • 【独り言】
  • 鵜久森 ミナト

    「どうも、サイドワインダー伊予松山基地隊長の鵜久森ミナトです。蒼空ちゃんと相部屋になってますが、任務や訓練のほかにも、夜になると蒼空ちゃんが、『抱いて』と迫って来てタヒんでます。でも、頑張れるし頑張ります。何故なら□□□が好きだから」

  • 松山 なつき

    「ミナトが何か言ってる」

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