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学校図書館
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えっと、さてこの前の続きと…さて、回路設計の本探すか。
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えっと、この本なら分かりそうかな?
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うーん、何冊か持って来て見比べてみるかな。
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さて、ここ座って一通り眺めてみるか。
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あ、またりこさんが居る、でも本に夢中みたいだな。
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しばらくして…。
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りこ
「いつもそんな難しそうな本読んでるの…?」
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成幸
「あ…、りこさん、いやちょっと回路設計しようかと思ってて」
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りこ
「小説とか読まないんですか?」
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成幸
「いや、あんまり活字は苦手で…」
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りこ
「この本貸してあげる…読んでみて…」
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成幸
「えっ! いいんですか?」
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りこ
「いいから読んでみて、いつ返してくれてもいいから、じゃあね」
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そうして、りこさんは足早に去ってしまった。
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『Planet Blue』ってタイトルか、どんな本なんだろう?
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自宅にて
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さっき借りた本、ちょっと読んでみようかな。
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やっぱ活字は苦手だな…えーと、何々…なんだか、切ない恋愛模様のようだけど…取り敢えず読むのに時間掛かりそうだな。
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いおり
その後、僕達は大学の試験に備えた予習として、家・図書室・講義室で勉強した。
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いおり
テスト対策の後、大学に入って初のライブを開催する事になり、家だけでなく、幹雄達と部室で練習したり、彼らとスタジオを借りて練習したりした。
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いおり
ライブハウスと大学の図書室・食堂に、ライブ告知のポスターを貼った。
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いおり
そして迎えた大学初ライブは無事に成功し、終演後にライブハウスの客席や外で皆と話してから、帰路に就いた。
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いおり
大学の昼休みに幹雄達と昼食する時は、学食を利用する日のほか、コンビニで買った物を部室にて食べる日、吉祥寺駅へと食べに行く日もあった。
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いおり
また、今度の授業で行われる実験に備えて、実験室や部室で練習したり、秋葉原で部品を買い揃え家で練習したりもした。
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いおり
こうして前期の授業を終えた後、夏休みは部活に専念したり、幹雄達と遊んだり、休みにも拘かかわらず学校に行く日もあった。
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いおり
そして夏休みの終わりには、吉祥寺駅・図書室・部室に行き、皆と素敵な思い出を作り、僕達の夏は終わった…。
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いおり
「りこ・しのぶ・りん・ゆうか・ひなこ・のあ・みずほ・ゆき・めい、彼女ら9人の愛…九つの命が僕達と、あなたと共に創った、皆の物語…だね!」
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