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一ノ瀬 蒼空
ある日、蒼空は松山なつき中尉と共に、司令室に呼び出された。
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一ノ瀬 蒼空
「あの、司令…言われた通りに
この服 を着て参りましたが…」 -
石本 ユミカ「広報部から頼まれたんだけど…今から広報誌のモデルと、それに同封するDVDに収録するビデオの撮影をなつきさんとやって貰えるかしら？」
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松山 なつき
「「い、今から!?」」
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石本 ユミカ
「広報誌の巻頭特集と付録を組みたいっていう内容なの。お礼はちゃんとするから♪」
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松山 なつき
「…分かりました、引き受けましょう」
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一ノ瀬 蒼空
「私も頑張りますっ！」
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石本 ユミカ
「じゃあ、頑張っ…」
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碓井 丹波守 槐
「ちょっと待ったー!!」
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松山 なつき
「槐…アンタまた司令室に遊びに来てたの？」
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碓井 丹波守 槐
「ヤダヤダー！ しーたんと一緒に写るのはえんじゅなのー！ えんじゅがしーたんの隣に立つのーっ!!」
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松山 なつき
「はぁ…何が気に食わないのさ」
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碓井 丹波守 槐
「だって～…しーたんの今の格好でなっちゃんが一緒に写ると、結婚式の写真みたいになるじゃない…」
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一ノ瀬 蒼空
「ふえっ?! け、結婚式のっ!?」
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松山 なつき
「あーのーさー…いくら何でも例えが誤解を招きかねないんだけど？」
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碓井 丹波守 槐
「むー…（むすー…）」
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石本 ユミカ
「うーん…ここはひとまず、蒼空ちゃんと槐ちゃんとで一緒に写ればいいんじゃないかしら？」
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一ノ瀬 蒼空
「でも…私と槐ちゃんじゃ…説得力に欠けるんじゃないですか？」
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松山 なつき
「うーん…何かいい案があればいいんだけど…」
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石本 ユミカ
「それなら…槐ちゃんと３人で写るのはどう？」
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松山 なつき
「「えっ?!」」
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石本 ユミカ
「そうとなれば、内容も変更しないといけないから、先方にも話を通さないとね♪」
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碓井 丹波守 槐
「やったー!! こうなったらユミカおねーちゃんは止められないね♪」
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碓井 丹波守 槐
「なんか、真ん中にえんじゅがいると、家族写真みたいに見えるよ？」
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一ノ瀬 蒼空
「家族写真に…？」
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松山 なつき
「うーん…見方によっては…かな、でもこれじゃあ見方によらずとも勘違いされちゃうよ」
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一ノ瀬 蒼空
「回収した方がいいんじゃ…？」
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碓井 丹波守 槐
「あぅ…」
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一ノ瀬 蒼空
「でも、DVDの映像はちゃんと内容の通りでしたよ？」
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松山 なつき
「まぁ…ね（汗）」
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