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お嬢様
川島、川島ーー!
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執事
なんですか、お嬢様。
ふふ。
ドアからお顔だけ出されて、
なにかの遊びでしょうか? -
お嬢様
ちゃんとわたしの着替え出しておいてよね。パジャマの上しかないんだけど。
しかも
このパジャマ川島のでしょ。 -
執事
ええ。今日はそれがお嬢様の寝間着です。
さ、湯冷めしないうちに着てください。 -
お嬢様
……これでいいの?
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執事
ハッ。お嬢様……!
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お嬢様
なに固まってるの。
やっぱり自分のパジャマに着替えるよ。
下はかないと肌寒いし、この格好なんか恥ずかしい。 -
執事
……。
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お嬢様
もう、なんなの?
そんなにまじまじ見ないでよ。
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執事
ああ、お嬢様。
なんてお可愛らしい。
ああ……キレイだ。
あらわになった、おみ足を撫でてもよろしいですか?
オレのパジャマをブカブカに着て、下着が見えそうで見えないのがまた……。 -
お嬢様
エロオヤジみたいな目で見ないでってば!
もう着替えるからね。 -
執事
いけません、お嬢様。
そんな格好でウロウロしては、お風邪を召してしまいます。
今夜はもうベッドへお入りくださいませ。 -
お嬢様
ええ!
もう寝なきゃいけないの? -
執事
お休みくださいとは申しておりません。
眠くても寝かせませんけどね……ククッ。 -
お嬢様
え、なに。
聞こえなかったんだけど。
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執事
いえ、こちらの話です。
さ、お嬢様。
ベッドへ行きましょう。 -
お嬢様
……どうして川島までついてくるのかな。
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執事
いいから横になってください。
本当にきれいな脚だ……
白くてやらしい。 -
お嬢様
やっ、なにするの。
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執事
パジャマの裾を押さえて隠さないでください。
お嬢様、男はそんな風にされるとますます興奮する生き物なのですよ。
それとも解っててやってます?
そうだとしたらーー -
執事
いけないお嬢様です。
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お嬢様
ンんっ……!
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お嬢様
あっ、 川島。やめ……て、
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執事
ん……っ、お嬢様
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お嬢様
やぁ……やだ
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執事
は……お嬢様、ん……
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お嬢様
やめなさいって
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お嬢様
言ってるでしょ!!
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執事
イタッ。
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お嬢様
川島、
最近ちょっと調子にのりすぎ。
わたしがいくら川島をすきだからって、ただ流される女だと思ったら大間違いだからね。 -
執事
滅相もございません。
お嬢様のことを決してそのようには……
申し訳ありませんでした。
お嬢様があまりにお可愛らしくキレイなので、欲望を抑えきれずに。 -
お嬢様
して欲しい格好があるなら言えばいいでしょ。
バスローブ隠したり、
回りくどいことしないで。 -
執事
はい、すみません。
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お嬢様
もういいよ、
今日は許してあげる。
そんなシュンとしないで、ね? -
執事
お嬢様……
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お嬢様
可愛い、川島。
さっきまでの川島はどこ行っちゃったの。 -
執事
そうですね、キスしてくだされば元に戻ります。
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お嬢様
チュッ。はい終わり!
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執事
……そんな、お嬢様。
もっと大人なキスをしてくださらないと。 -
お嬢様
ちゃんとキスしたでしょ。
また明日ね、おやすみ川島。 -
お嬢様
スースー。
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執事
くっ、頑固なお嬢様です。
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執事
オレの言うことをもっと聞き届けてくれるよう、旦那様と奥様にお口添えいただこう。
お嬢様がもっとオレのエロい要求に応えてくれるようにするには、こうしてああして…… -
執事
ふっ、くくく。
覚悟なさってくださいね、
お嬢様。 -
お嬢様
うーん、川島まだいたの?
ブツブツうるさいから早く出ていってくれる。 -
執事
……オレは果たして、この方から本当にすかれているのだろうか?
不安になってきた。 -
執事
おやすみなさいませ、
お嬢様。
愛してます。 -
お嬢様
……
-
お嬢様
ふふっ。川島、だーいすき!
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