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謝憐
なになに、世家容姿風貌格付け?
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花城
そんなの兄さんが一番に決まってるよね
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謝憐
あはは
三郎、お世辞でも嬉しいよ、ありがとう
ところでこれはどう言う規定で決まるわけ? -
江澄
さあな
いつの間にか、誰かがどこかで勝手に決めて
それが流通してるってところだ -
魏無羨
何気に歴史が長いよな
俺が死ぬ前からだから -
謝憐
え、きみ、死んでるの?!
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花城
こんな鬼、見たことないよ
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魏無羨
鬼じゃないってば
俺様は魏無羨
夷陵老祖様だぞ -
花城
ふうん
-
謝憐
さ、三郎
怖い顔しないで
ところでこの世家格付け1位のお兄さんは -
江澄
それなら藍曦臣だ
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謝憐
ほほう
ちなみに2位は? -
魏無羨
それはもうもちろん!
うちの藍湛に決まってるだろ! -
謝憐
藍曦臣と藍忘機
二人は兄弟なのかな -
魏無羨
謝憐さんにも兄弟がいたと聞いているけれど
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花城
哥哥に兄弟なんていない
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謝憐
あはは
-
江澄
しかしあっちの方で奇妙な化粧をした男が謝憐は私の兄様だって
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花城
……………
ブチ殺す -
謝憐
さ、三郎
ほっときなさい
どうせアホの子なんだから -
青鬼 威容
太子兄様!
ちゃんと聞こえたからな!
なんて腹黒いんだ、兄様!!
あの人間界の真心!
可憐で優しい太子兄様が、クソ犬花城のせいで -
謝憐
うわ、ち、チーロン
止めなさい
いいからきみは黙ってなさい -
花城
クソ犬以下のお前より遥かにマシだがな
-
魏無羨
うわ、この人犬なの?!
藍湛藍湛藍湛藍湛! -
藍忘機
………
(避塵をスチャッ) -
青鬼 威容
ぎゃあああ……!
鬼を真っ二つにするなんてなんて奴だ!!
貴様、正真正銘の鬼だな! -
魏無羨
藍湛は鬼じゃないってば!
-
江澄
………
(何の話をしていたんだっけ)
お、沢蕪君
来たのか -
藍曦臣
ええ。何やら忘機が血相を変えて走って行ったので
天気も良いことですし
外で花を眺めながらお茶でもどうですか? -
江澄
そうだな
腹も減ったし
饅頭でも食うか -
花城
兄さん、俺達も行こうよ
チーロンなんかほっておけばいい -
謝憐
うーん
-
青鬼 威容
このクソ犬クソ犬クソ犬!!!
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魏無羨
うあー、犬はこわいよううううう!
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藍忘機
………
(避塵で滅多斬り) -
青鬼 威容
く、クソ犬……
-
藍忘機
(やっと静かになった)
もう大丈夫だ、魏嬰
犬は退治した -
魏無羨
藍湛っ!!
怖かったようう😭 -
藍忘機
うん、大丈夫🥰
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魏無羨
藍湛🥰🥰🥰
-
藍忘機
魏嬰🥰🥰🥰
-
青鬼 威容
(舐め腐ってんじゃねえぞ、この野郎!!!)
は、太子兄様がいねえ!!
クソ犬花城もいねえ!!!! -
江澄
やっぱり青空の下の緑茶は最高だな
-
謝憐
良いお茶です
このお菓子もすごく美味しい
ねえ、三郎 -
花城
うん💕
(兄さんがかわいすぎる件🤗) -
藍曦臣
お代わりはいくらでもありますからね
どうぞのんびり寛いで行ってください -
謝憐
で、なんの話だったっけ
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花城
兄さんは今日もかわいいってことだよ
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謝憐
さ、三郎……
-
End
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