夢中の蝶は何を想う

 以前、謝憐がこの賭場を訪れた時は、鬼たちの活気で溢れていた。
 雑然、そして混沌とした無秩序。
 怒声や怒号が響き、鬼たちの笑い声、啜り泣きがまるでこの場を盛り上げる音楽の様に聴こえる。
 借金の質草に自分の手足をもがれる人間が必死の懇願をし、鬼たちが嘲る声。
 無秩序と言う秩序に満たされていたその場が、いまはまったく違う様相を見せていた。
 目の前で蠢いているのは、巨大な芋虫だろうか。
 血を凝縮した様な赤黒く、うねうねと動くその蟲は、ゴゴゴ、ズズズ、と低く鈍い音を立てながら、一方向に這いながら進んでいる。
「謝殿、あれは」
 藍曦臣の声で謝憐も正気に返った。
 あれは芋虫ではなく、隙間なくひしめき、寄り集まった鬼の集合体だった。
「魏無羨の笛の音に引き寄せられているんだ」
 江澄の言葉に藍忘機が頷く。
 地響きの向こう、鬼たちが目指す先からかすかに笛の音が聴こえてきた。
 それにしても───。
「こいつらに痛みはないのか? すごい臭いだ」
 次から次へと集まり、上に乗って先へ先へと進むものだから、遅れた物は下敷きになり、肉も潰れ、骨が折れて内臓や目玉を飛び散らしている。それでも彼らはしきりに「鬼王」「鬼王」と囃し立てながら、大歓喜の形相で二階へと続く大広間の階段を上っていた。
「彼ら死者には、思考はない」
 さすがにこの量の鬼を鎮めるのは困難を窮める。
 藍忘機の視線を受けた藍曦臣が頷き、目線で弟は左手から、兄は右手から進むことを決めたようだ。
「阿澄、きみは謝殿とここに」
「また俺はここでぼけっと眺めてろと言うのか」
「兄上、江晩吟の紫電は……」
 彼らが作戦を練っていると、突如として鬼たちの絶叫が始まる。
 一階部分にいる彼らの横にも花城の湾刀がすぐ脇を掠め、集まった鬼たちを手当たり次第一瞬で切り裂いて行く。
「謝殿、危ない!」
 藍曦臣の声が届く前に、藍忘機の剣が巻き添えを食いそうになった謝憐の前で邪命を弾き、彼を江澄の胸へと押しやった。
「三郎がいる……!」
「どうやらその様だな」
 絶境鬼王、花城の武器、湾刀邪命がまるで数万本の光の矢の様に、鬼たちを無慈悲に蹂躙していた。
 息絶える鬼の死体が山となり、彼らが動かなくなっても、魏無羨の笛の音に引き寄せられた鬼たちは狂ったように行進を続け、無尽蔵に湧いてくる。それが壁となってしまい、花城の姿も、その中心にいる筈の魏無羨の姿も一階部分にいる彼らにはまったく見えなかった。
 このままでは魏無羨が花城に殺されてしまう。
「江晩吟!」
 焦りのせいか、珍しく声を荒げ、藍忘機が江澄を呼びつけた。
 何でお前に命令されなきゃならないんだ、と不満を顔に滲ませながらも、「何だ」と忌々しげに江澄も返事を返す。
「きみの紫電は広範囲を攻撃出来る。きみが先に進み、露払いをしろ。後ろは私が片付ける」
「忘機、阿澄はここに謝殿と置いていく」
「魏嬰が殺されます! 私はこの地に降りた時、奴と剣を構えました。兄上、あなたと私の二人がかりでもあの男に勝つことは出来ない」
「いや、あの、きみたち」
と緊迫した状況の三人に謝憐は話し掛けるが、誰も彼の言葉には耳を傾けてくれなかった。
 まあ、謝憐にとってはいつものことだ。
 ははは、と頬を指先で搔き、困ったなと眉根を寄せる。
 魏無羨はと言うと、今まさに花城と対峙し、陳情を吹きながら彼に微笑みかけていた。
 紅い焔に包まれ、真っ赤な花嫁衣装に身を包み、真紅の瞳で花城を凝視し、止むことなく陳情を奏で続ける。
 姿は普段と魏無羨と大差はないが、表情は人間のそれとはまったく違い、彼もまた鬼へと化した般若に見えた。
 花城の湾刀が魏無羨の脇を掠めそうになったが、すぐに集まった鬼が彼を庇い、血飛沫を立てて床へと落ちて行く。
 笛の音色は狂ったように鳴り続き、集まった鬼たちは花城を殺そうと彼に掴みかかり、速攻で殺されていた。

 花城が放つ湾刀は、目にも止まらぬ速さで動き、空気を裂いて烈風を巻き起こす。
 その風がまた刃となり、すべてを切り刻む為、藍忘機たちも不用意に近付けなかった。
 しかし辿り着けねば魏無羨を救うことが出来ない。
「私が三郎を説得する」
と花城は彼らに呼び掛けたが、無理だと江澄にすぐに否定されてしまった。
「目の前の屍鬼を見ろ。魏無羨の笛に操られた鬼たちは攻撃を止めるつもりはないし、あんたが幾ら言ったところで、あの鬼王は聞く耳を持たないだろう」
「魏嬰は殺させない」
「忘機……」
 何しろ藍忘機が普段の冷静さを欠いている。
 謝憐を睨み、彼を黙らせると、再び、江澄に紫電を振るって先頭に立つように命じた。
「さっきから偉そうに。なんで俺がお前の命令に従わなきゃならないんだ」
「きみは一度魏嬰に命を救われた筈だ。その恩をここで果たせ」
「───」
 藍曦臣が江澄を庇おうと仲裁に入るが、江澄が彼を強引に退けた。
 ここまで言われては江澄の性格上、引き下がれない。
「あいつが借りと思っていない以上、俺と魏無羨の間に貸し借りはないが、あいつは俺の兄弟だ。お前に言われずとも必ず魏無羨を無事に取り戻す」
「ならば先に行け。恩に着る」
「お前の恩などいるか。その代わり倍にして返せよ!」
「阿澄、危険だ!」
「兄上も。魏嬰を救出する為、力を貸してください。では先に行け、江晩吟。兄上は[[rb:殿 > しんがり]]で援護を頼みます。上に辿り着いたら、私が鬼王と闘う。その間に二人は魏嬰を何としても外へ連れ出し、逃がして下さい。私のことは構わずに」
 こうなったらやるしかない。
 藍曦臣は困惑を浮かべ、江澄は舌打ちをしたものの、二人もこれしか方法はないと分かっているから、藍忘機の命令通り、まずは江澄が紫電を呻らせた。
 紫色の光の鞭が目の前の鬼を一掃し、続けて打った第二打が階段への道を作る。
 さすがに修真界でも名うての三人、百戦錬磨の彼らである。
 鬼たちの関心がすべて二階にいる花城に向いているとは言え、飛び散る血飛沫と肉塊がまるで満開の花弁の様に大広間を紅く染め上げて見える。
「やれやれ。所謂、脳筋と言う人たちの行動力には毎回驚かされるよ……。三人とも腕は達者だけど、少し、知恵も使おう。その頭は飾りか」
と、この光景を下から眺めていた謝憐は、場違いなのんびりした賛辞をあげていた。
「三人とも素質があるから、今度帝君に神官にしたらどうかと推挙しておくよ」
 そんなまったり、のんびりとした彼にも鬼たちは容赦なく襲いかかる。
 法力を封じられ、戦闘能力はこの中で一番最低だろう謝憐だが、一応、彼も神だから流れるような扇子の一振りで襲いかかる鬼を粉砕した。
 三郎の元へどうにかして近付けないか。
 謝憐は辺りに目を配り、天井に張られた梁の太さに目をつける。
「三郎、私はきみに望まない殺しをさせるつもりはない」
 血雨探花の彼を傷付けられる者など天界にも鬼界にもそう何人もいないだろうが、謝憐はこれ以上、彼に殺しをさせたくなかった。
 鬼である花城は殺戮に何の罪の意識も抱いていない。
 それこそが鬼の存在意義であり、彼らを形作るものなのだから、疑問を抱かぬのはむしろ当然だ。
 いや、抱く方が間違っている。
 でも花城は他の鬼とは違うと謝憐は分かっていた。
 彼が自分に触れる度、何故、躊躇い、そして差し出した手をすぐに戻してしまうのか。
 その時、彼の胸の内にある気持ちが、謝憐には痛いほど良く分かっていた。
 花城──、三郎は、自分が謝憐のそばにいるべきだと信じ、そばにいたいと願いながらも、自分がその場に相応しくないことを承知している。
 謝憐は鬼である彼を受け入れているのに、三郎は鬼である自覚がある故に、その哀切を笑顔で隠し、謝憐にけして本心を見せない。
───僕より魏と言う者を気遣っているようで、気に入らない。
 あの言葉は珍しく花城が口にした彼の心からの想いだ。
(やはり私は、きみを救いたい)
 謝憐は今一度覚悟を決めると、
「若邪、梁を掴め!」
腕に巻いた綾布を天井の梁目掛けて解き放った。
 若邪に天井の梁へと連れて行ってもらった謝憐はそこから大広間の惨状を一眸した。
 累々と重なる死体の上にで花城が、笛を吹く魏無羨に手を伸ばし、そして枝でも手折るように、容易く彼の首の骨が折られる瞬間を見、息を吞んでしまった。

「止めろ!」
 真っ先にそれに気付き、声を上げたのは江澄の先導でやっと二階部分に辿り着いた藍忘機だった。
 花城に首を掴まれたせいで、魏無羨の笛の音が止み、集まった鬼たちもぐずぐずと気泡が弾ける様に蕩けだし、血の海へと変わる。
 肉塊の山の上で花城は魏無羨の首を掴み、高く掲げて今にも首の骨を折ろうとしていた。
「怖いか? 俺がこいつを殺すとでも?」
「魏嬰を離せ。そうでなければお前を斬る」
「俺を斬る? 一度手合わせしたが、お前は弱すぎる」
 花城の笑いに藍忘機は唇を噛むしかなかった。
 彼らの視線の先、首を絞められた魏無羨が、苦しそうに藻搔き、藍忘機へと助けを乞う手を差し伸べる。
「ら…、藍…湛……、俺のことはいいから、逃げろ……、お前まで殺される」
 掠れる様に聞こえて来る声は紛れもなく魏無羨のものだ。
 最後まで言い終わらない内に、花城は魏無羨の首をへし折った。
 骨が砕ける音は、藍忘機だけでなく、江澄の怒りにも火を点けた。
「貴様! ぶっ殺す! 藍忘機、あいつを殺るぞ!」
「当然だ。殺す」
「阿澄、忘機! 二人とも冷静になれ!」
 藍曦臣が止める間もなく、二人は花城に剣を向けて突進し、止むなく舌打ちした藍曦臣も加勢に出る。
 紫電の一撃は軽く躱されたが、すぐに藍忘機の攻撃と藍曦臣の一突きが左右から花城を襲う。
 今の花城は若々しく、美しい少年ではなく、絶境鬼王花城の眼帯姿に戻っていた。
 二人同時の攻撃も花城の湾刀が軽々と受け止め、弾き飛ばされる。
 彼が床に着地するのと同時に、今度は三毒に持ち替えた江澄の攻撃がまた彼を襲った。
 藍曦臣、藍忘機も床を蹴り、花城目掛けて剣を突き刺す。
 天井でこの光景を見ていた謝憐は、何とかこの争いを止めようと梁から飛び降り、花城の身体に覆い被さった。
「三人とも、止めるんだ!」
「兄さん…?!」
 白い蝶の様に舞い降りた謝憐の衣が花城の身体を隠し、それぞれの刃の切っ先が彼目掛けて突き刺さる。
 紅い血飛沫が飛ぶのを三者三様、皆が眺め、そしてその紅色が彼らに正気を取り戻させた。

「さ、三郎……っ」
 てっきり深傷を負ったのは自分だと謝憐は思っていた。
 しかし彼の身体はどこも痛みを感じず、そして花城の腕の中に守られていた。
「無茶はしないで、兄さん」
「三郎、とりあえず事態を収めよう」
 身を捩り、花城の腕から逃れようとして、謝憐は初めて怪我を負ったのは自分ではなく、花城だと気付かされた。
 咄嗟に謝憐を守ろうと彼の腰を抱いた花城が自分の腕を盾にして三者の攻撃を身を挺して受けたのだ。
「さ、三郎……、私を庇ったのか?」
「これぐらい、大丈夫。兄さんの言うとおり、まずは事態を収めよう」
 謝憐の身体を床に下ろし、花城はまだ剣を構えて攻撃するつもりの三人に笑みを向ける。
 すると床の上に転がっていた魏無羨の喉からくぐもった声が聞こえたかと思うと、突然咳き込み始めた。
「魏嬰……!」
「無事だったか、魏無羨!」
 剣を投げ捨て、魏無羨へと駆け寄る藍忘機と江澄を見、そして花城は謝憐へと肩を竦めて見せる。
「確かに首の骨を折ったのに」
「折ったのは、あいつの身体を乗っ取っていた夢魔の骨だ」
「夢魔?」
 そいつはどこに、と謝憐と藍曦臣で辺りを見渡したが、花城はあっさりと「元いた場所に帰った」と答える。
「元いた場所って?」
「さあ。どこの爺か知らないが、とりあえず俺の覇権を掌握して、この地に自分の世界を作りたかったんじゃないのかな。だから夢を作り出し、そいつを操り、鬼たちが俺を攻撃する様に仕向けた。兄さんが何故、宣姫がここに居るのかと疑問を抱いていただろう。あの夢魔の爺さんはその場に残る思念を形として作り変えることに長けているんだ」
 では何故、魏無羨が花嫁に、と謝憐は首を傾げたが、それは花城にも分からないようだった。
「藍湛、ここは一体、どこなんだ? 俺、あのガラクタの神様の廟からここに落ちて」
 魏無羨の言葉に謝憐は苦笑する。
 ガラクタの神でも神は神だ。
 とりあえず花城が魏無羨を殺さずに済んだことに喜び、「三郎!」と腕を広げて抱きついたが、花城にすかさず避けられてしまった。
 藍忘機は花嫁衣装の魏無羨に手を伸ばし、彼の顔についた血糊を指でそっと拭ってやっていた。
「おい、魏無羨。お前なんだって花嫁衣装……」
「阿澄、我々は外へ出ていよう。きみのお小言は帰ってからたっぷり魏公子に聞かせてあげるから」
「おい、藍曦臣! 離せ、つか、俺はあいつに言いたいことが山ほど……!」
 確かに花城と謝憐もこの場は離れた方が良いようだ。
 魏無羨が藍忘機に抱きつき、藍忘機も藍忘機で抱き返している。
 もう後は勝手にやってくれと言いたい状態だった。

 とりあえずこれで一件落着だ。
 夢魔の正体は気に掛かるが、それは謝憐と花城で調査し、必ず代償を支払わせると約束してくれた。
「謝殿、鬼王、此度は大変お世話になりました。修真界にお越しの時は、雲深不知処に是非お立ち寄りください。最上の礼を持っておもてなしさせて頂きます」
「いや、良いよ、良いよ。お礼なら、仙楽太子の廟に線香の一本でも焚いてもらえばそれで充分」
「あの地は雲夢江氏の領地だ。ちょうど雲弊に壊れたままの廟があるから、あそこの瓦礫をさっさと片付けてあんたの廟を建てることにしよう」
「阿澄、あそこは阿遥の……」
 だからなんだ、と江澄が藍曦臣を睨む。
 花城への礼はと言うと。
 彼は勿論、人間からの礼などまったくもって必要としなかった。

「太子殿下、鬼王。今回は随分、ご迷惑をお掛けしました」
 まだ一度もまともに二人と会話をしていなかった魏無羨が明るい笑顔で謝憐と花城に頭を下げる。
 魏無羨の笑顔は謝憐と花城にも伝染し、二人を笑顔に変えた。
「今度は天界にも遊びにおいで」
 四人に手を振り、鬼界を支配する花城が彼らを人間界へと帰す。
 四人の人間が消えたことでほっと一息、そして何だか寂しい気分にもなった謝憐は、隣の花城を見上げ、「三郎」と彼の名を呼んだ。
「ありがとう。私の気持ちを汲んで、彼らに危害を加えずにいてくれたんだね」
「別に。あんな小さくてか弱い虫なんて、殺しても面白くないと思っただけさ。でも兄さんが感謝してくれるなら、喜んで受けることにする」
「ちゃーんと感謝してるよ。ありがとう、三郎」
 謝憐の感謝の言葉は、花城にとって最上の言葉だ。
 はにかみ、笑う花城の手を謝憐はそっと掴み、そして逃げようとする彼の手を温かく包み込んだ。
「きみが花城と三郎のどっちでも良い。私から逃げるな。私はきみを受け入れたい」
「兄さん……」
 その言葉がどんな意味合いを持つのか、謝憐はまったく理解していないが、そんな彼だからこそ、花城は愛しくて堪らないのだ。
 抱き締めたい気持ちが募るが、精一杯優しい顔で微笑み、彼の手を握り返すだけに留める。
「私の命はいつでも兄さんにあげる。忘れないで」
「きみの命なんていらない。いつまでもこうして私のそばにいて欲しいよ、三郎」
「────」
 花城は銀の蝶となり、謝憐を包み込み、その渦の中に彼を抱いて宙へと舞う。
 高く、高く、飛翔し、謝憐がいるべき世界。
 天界を目指し、昇って行った。

 一方、江澄と別れて藍兄弟と共に雲深不知処に戻った魏無羨だが───。
「魏無羨! 何だ、その恰好は!」
 うっかり花嫁衣装を着替えるのを忘れ、藍啓仁に見つかり、大目玉を食らってしまった。
「即刻そんな恥知らずは雲深不知処から追い出せ、忘機!」
 怒鳴りながら追いかけてくる藍啓仁から逃げる為、藍忘機は魏無羨をお姫様抱っこして静室への道を駆け抜ける。
「叔父上、雲深不知処では静粛を心掛けて下さいね」
と藍曦臣が遠くから指摘したものの、多分藍啓仁の耳には届いていないだろう。
 魏無羨の笑い声と藍啓仁の怒鳴り声が静かな雲深不知処の空へと溶けて行く。
「藍湛、これが俺たちの結婚式だな。藍湛が花嫁衣装じゃないのは納得出来ないけど、でも、まあ、俺が花嫁ってことで妥協してやるよ」
「うん」
 一生、大事にする、と言う藍忘機の誓いに魏無羨は笑いながら、彼の頬に口付け、身体の力を抜いて彼にすべてを委ねた。
 雲深不知処は今日も平和なり。

 多分。


終わり
20240114
 ○夢魔は同じく墨香銅臭先生のクズ悪役~に出てくる登場人物です
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